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NEWS 2018 No.3 (2月28日発行) |
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ミュージックライフ・クラブ・ニュース第3号です。週2回、クラシック・ロックに特化したニュースをお届けします。どうぞお楽しみください。
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■アーティスト・ニュース |
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チープ・トリック、来日決定! |
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日本ではミュージックライフと共にあったチープ・トリック、グループの運命を変えた1978年4月の武道館公演から40年、待望の来日公演が決定しました。4月25日(水)一夜限りの日本武道館公演です(通算16度目ですが武道館は10年ぶり)。この来日を記念してミュージック・ビデオ集(DVD)付きの最新ベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ:ジャパニーズ・シングル・コレクション』(4/4発売)がリリースされます。また弊社からも書籍『ミュージック・ライフが見たチープ・トリック』が4月4日に発売になりま す。元祖パワーポップ・バンドの代表であると同時に現役バリバリのチープ・トリック、4月は楽しくなりそうです。
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ツェッペリン代表曲の未発表ヴァージョン、シングル発売される! |
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レッド・ツェッペリンの代表曲でもある「ロックン・ロール」と「フレンズ」の未発表ヴァージョンを収録した限定7インチ・シングル(輸入盤)が発売される。これは毎年恒例となったレコード・ストア・デイ参加店のみで入手が可能。4月21日(土)に発売されるが、この2曲ともにジミー・ペイジ本人のプロデュースで、今まで未発表となっていたもの。共にファンにはたまらない内容になっているそうなので、 なんとしてでも手に入れたいですね。
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プラントは、バンドの50周年を記念する行事が“どこかで”行われ、今年中に“何をするか”メンバーで相談することになるだろうと予言している。プラントとペイジとジョン・ポール・ジョーンズは、共同制作の写真集が発売される事をすでに告知し、ペイジは最近になって新しいライヴ・アルバムが進行中だと述べていた。プラントは「The Current」とのインタビューで次のように述べている。
「基本的に、まだ世間に知られていない事を見つけるのは難しいよ。それにツェッペリンの素晴らしいところは、バンドの歴史を年代順に記録してこなかったって事だからね。自分たちの事なんて二の次で、当時は単に街から街へ移動して、歌って演奏していただけなんだ。50周年を記念するものとして他にも何か出せればいいけど、写真集は出るし、非常に面白いものも出てくると思うよ。音楽的な面で言えば、こまごまとした楽曲はあるけど、アルバムは出ないね。でも、きっとどこかでお祝いのパーティーがあるさ!」
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ジミー・ペイジ曰く、次のソロ・アルバムは自身の全てを駆使した作品 |
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ここ数年、新しい音楽プロジェクトについて語ってきたジミー・ペイジだが、バンドのカタログの再編集や結成50周年記念の計画のために遅れが出ているそう。2015年の『Rolling Stone』誌とのインタビューでは、ソロ・アルバムのコンセプトはアコースティック・ギターがベースになると語っていたが、最近では「単なるアコースティックでもエレキでもなく、全てを駆使した作品になる」と述べている。「Planet Rock」との最近のインタビューでは、ツェッペリンの再結成はほぼ不可能だと語っているが、50周年を記念する他の“商品”の存在をほのめかした。「手の内を見せる事はできないけど、他にもリリース予定のマルチトラックがあるんだ。『伝説のライヴ~How The West Was Won』や『永遠の詩(狂熱のライヴ)』とはかなり違ったアングルの作品だよ」
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ツェッペリンがジェイソン・ボーナムにバンド名の変更を要請 |
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ジェイソン・ボーナムズ・レッド・ツェッペリン・エクスペリエンスが、最近になってバンド名を“ジェイソン・ボーナムズ・レッド・ツェッペリン・イブニング”に変更したが、それがツェッペリン本体からの要請だったことが判明した。ジェイソンが「KSHE 95」に語ったところによると、オリジナルのツェッペリンが、50周年記念のキャンペーンで、“レッド・ツェッペリン・エクスペリエンス”というロゴを使う計画とのこと。「でも“JBLZE”のロゴはキープしたいんだ。俺の愛車にそのタグが付いてるし、去年そのロゴで巨大なバックドロップも作ったからね。俺にとってはツェッペリンの音楽が重要だから、あの名前にしたんだ。それに、あのロゴはどうしても使いたいから、(頭文字が変わらないようExperienceをEveningに変えて)Jason Bonham’s Led Zeppelin Evening(JBLZE)にしたというわけ。彼らが何を計画しているのか知らないけど、“支障がないようにするからどうぞご自由に”ってね」
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シカゴが5枚組のボックス・セットを発表、昔からの大作主義を貫徹! |
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1969年から2014年までのシカゴのツアー・ヒストリーが収録された4枚のCDと1枚のDVDがセットになった『シックス・ディケイズ・ライヴ(ディ ス・イズ・ホワット・ウィ・ドゥ)』が4月25日に日本発売される。未発表のライヴ音源も多数収録されているが、特に1枚目と2枚目のCDには、1970年のワイト島フェスティバルでのライヴ音源が、DVDにはドイツのテレビ番組で放送された1977年のショーの模様が収録されている。また付属の24ページのブックレットには、弊社提供の初期来日時のレア写真を掲載した日本特別仕様のものが付く。ファンならマストです。
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クインシー・ジョーンズが先日のビートルズ批判を謝罪 |
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ビートルズを含め、多くのアーティストをインタビューで酷評したクインシー・ジョーンズが、公的な謝罪コメントを発表した。「Vulture」とのインタビューでは、ビートルズのメンバーを「世界最悪のミュージシャンで演奏できないバカ野郎」と呼んだだけでなく、「ポールは今まで聴いた中で最悪のベーシスト、リンゴ? 話にもならない」と語っていたが、それ以外にもU2の最新アルバムを酷評し、マイケル・ジャクソンと俳優のマーロン・ブランドをこき下ろしていた。
ジョーンズのツイートによると、インタビューで話した後、彼の娘たちから諭されたようだ。「父親に意見を言ってくれるなんて、娘たちには感謝しているよ。俺は完璧な人間じゃないし、思ったことをズバズバ言っちゃうからね。すまなかったと素直に謝るよ」
彼は「85歳にもなって、うっかり発言と毒舌には弁解の余地がない。俺は公人だから、人の手本になる責任があるし、公に謝罪したい。俺の発言で不快感を与えてしまった人たちに申し訳ないことをした。特に、今でも俺の友人でいてくれる人たちや、友人でなくなってしまった人たちに心から謝るよ」ジョーンズは、何人かの相手には個人的にも謝罪したらしく、ここ3年間は酒を飲んでおらず、今回は自分の過ちから貴重な教訓を得たと語っている。
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キッスが「The End of the Road」を商標登録? |
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キッスが「The End of the Road」というフレーズを商標登録しようとしたため、解散が近いのではないかという憶測を呼んでいる。米国特許商標庁は、2月8日にこのフレーズをワードマーク(標識語)とする申請書を受け取った。それが受理された場合、“音楽バンドのライヴ公演”に関連してこのフレーズが使えるのはキッスだけになる。だが、バンドは解散ツアーの計画を正式に発表しておらず、今回の商標登録に関してもコメントしていない。
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クリストファー・クロスはリッチーの黒子!? |
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今ではシンガー・ソングライターで有名なクリストファー・クロス(4月に来日)だが、ロック・ギタリストとしては過小評価されている。だが、初期の頃には名ギタリストとしての確固たる評判があり、以前リッチー・ブラックモアがディープ・パープルのアメリカ公演を病欠した際には、彼の交代要員として緊急に後任を頼まれていた。
3月8日に発売されるグレッグ・プラトの新刊『The Yacht Rock Book: The Oral History of the Soft, Smooth Sounds of the 70s and 80s』(ザ・ヨット・ロック・ブック−70〜80年 代のソフトでスムースなサウンドのオーラル・ヒストリー)の中で、クロスはこれまでほとんど世間に知られていなかった過去の音楽キャリアについて詳しく語っている。この回顧録には、ソフトロックというサブ・ジャンルで、当時の思い出を語るアーティストたちが多数登場するが、クロスはそのパープルと演奏することになった意外ないきさつについて語っている。
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リッチー曰く、レインボーの再結成公演はもっとマシに出来た |
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リッチー・ブラックモアは、2016年のレインボー再結成公演について、もっと上手く出来ただろうと認め、公演前に新しいラインナップでもっとリハーサルをすべきだったと述べている。彼は新しいシンガーにロニー・ロメロを採用したが、公演のレビューは賛否両論で、エアロスミスのトム・ハミルトンからはネガティブな意見が出ていた。
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ニール・ヤングが4月発売のアーカイブ・アルバムのアートワークと曲目を明かした。1973年に録音され1975年まで発売されなかった『Tonight’s the Night』にも収録されている曲のライヴ演奏が含まれる。1973年の9月20日から22日にかけて、ウエスト・ハリウッドのロキシーでのショーを録音したもので、バックバンドはサンタモニカ・フライヤーズ。限定の2枚組LPが先行発売(4/21)され、続いてCDとデジタル・ヴァージョンが発売されるとのこと。
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ローリング・ストーンズが今年のツアー日程を発表 |
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UKとヨーロッパをまわる「No Filterツアー」が、5月17日にアイルランドのダブリンからスタートし、7月8日にポーランドのワルシャワで終了することが発表された。ストーンズが全英ツアーを行うのは5年ぶり。
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ジョン・フォガティとZZトップがジョイント・ツアーを発表 |
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「Blues and Bayou Tour」と名付けられたジョイント・ツアーは、5月25日にニュージャージー州からスタートし、6月29日にミネソタ州で終了する。6月のミシガン州公演には、ウィリー・ネルソンがゲスト出演する予定。
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モンキーズのミッキー・ドレンツとマイク・ネスミスが初のデュオ・ツアーを発表 |
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このツアーはモンキーズの公式な再結成ではないが、ほぼそれに近い。マイク・ネスミスとミッキー・ドレンツはデュオとして初めてツアーを行うが、ピーター・トークが不参加になっている理由は明らかになっていない。コンサートのタイトルは『The Monkees Present: The Mike and Micky Show』で、6月にスタートする。
トークは不参加の理由を「レッドベリー・トリビュート・アルバムの制作で多忙なため」とニュース・リリースで語っていたが、ネスミスは「信用を裏切ることになるからこれ以上は言えないが、トークとはツアーのタイミングが合わなかったし、彼には非常にプライベートな事情があるんだ」と、ローリング・ストーン誌で語っている。
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『Public Image Is Rotten Tour』と名付けられたツアーは、5月30日に英ブリストルからスタートし、8月末までヨーロッパと英国内をまわる予定。ツアーに加え同名のCDボックスセットと新たなドキュメンタリーの発売も予定されている。発売日はまだ発表されていないが、このドキュメンタリーは去年の暮にフェスティバルで一度上演されているものらしい。
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1969年5月3日、ジミはトロントのピアソン国際空港から入国する際、麻薬所持容疑で逮捕された。その時に署名した指紋カードが来月オークションに出され、14,000ドル以上で落札される事が予想される。当時、ジミの手荷物から少量のヘロインとマリファナが見つかり、禁固20年の刑を言い渡されるが、そのドラッグに見覚えはないと主張し、裁判後に無罪となった。このカードには、彼のフルネームと住所、10か所に押捺した指紋とサインの他、“右目に傷あと”といった特徴まで記載されている。
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ロックの殿堂入りセレモニーで再結成実現か? |
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ボン・ジョヴィのキーボーディストのデヴィッド・ブライアンとドラマーのティコ・トーレスが、春に行われるロックの殿堂入りセレモニーで、元メンバーのリッチー・サンボラとアレック・ジョン・サッチとの再会を楽しみにしている。サンボラとサッチは脱退しているが、「彼らと過ごした時間が消えることは決してない。僕らのためだけでなく、ファンのためにも昔のメンバーで演奏できたら最高だね」と、トーレスは語っている。
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■来日公演 |
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*フロム・ザ・ジャム starring ブルース・フォクストン(THE JAM) 3月16日(金)ビルボード大阪
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*ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション celebrating PRINCE 3月22日(木)23日(金)ビルボード東京
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*レイ・パーカーJr.&レイディオ 3月26日(月)ビルボード大阪、28日(水)29日(木)ビルボード東京
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*ベリンダ・カーライル(元ゴーゴーズ)4月2日(月)ビルボード大阪、4日(水)5日(木)ビルボード東京
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*ジョーン・オズボーン 4月3日(火)4日(水)5日(木)東京・コットンクラブ
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*スティーヴ・ハケット(元ジェネシス)4月7日(土)8日(日)クラブチッタ川崎
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*ギズモドローム(スチュワート・コープランド、エイドリアン・ブリュー、マーク・キング、ヴィットリオ・コスマ)4月8日(日)メルパルクホー ル大阪、9日(月)東京・Bunkamura オーチャードホール
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*レイラ・ハサウェイ 4月9日(月)10日(火)東京・ブルーノート、12日(木)名古屋・ブルーノート
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*サウンズ・オブ・ブラックネス 4月9日(月)ビルボード大阪、10日(火)12日(木)ビルボード東京
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*CTA featuring ダニー・セラフィン、ビル・チャンプリン and ドニー・デイカス 4月17日(火)19日(木)ビルボード東京、20日(金)ビルボード大阪
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*クリストファー・クロス 4月24日(火)25日(水)ビルボード大阪、27日(金)28日(土)29日(日)ビルボード東京
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*チープ・トリック 4月25日(水)東京・日本武道館
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*リロイ・ハトソン 5月3日(木)5日(土)ビルボード東京、7日(月)ビルボード大阪
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*スクイーズ 5月6日(日)ビルボード東京
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*キャメル 5月16日(水)17日(木)19日(土)20日(日)クラブチッタ川崎
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*ジミー・クリフ 5月25日(金)東京・LIQUIDROOM、5月26日(土)、27日(日)横浜・赤レンガ地区野外特設会場
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*マキシ・プリースト 6月11日(月)ビルボード東京、12日(火)ビルボード大阪
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*カラパナ 7月3日(火)ビルボード大阪、4日(水)5日(木)ビルボード東京
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*カーラ・トーマス&ザ・メンフィス・オール・スター・レヴュー 7月30日(月)31日(火)ビルボード東京、8月2日(木)ビルボード大阪
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*デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキン 10月20日(土)21日(日)東京・青山の月見ル君想フ
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ザ・ビートルズ、レッド・ツェッペリン、クイーン、キッス、ジャパン、デュラン・デュランなどのロックスターと共にポピュラー・ミュージックの歴史を作り上げた伝説の音楽雑誌、ミュージックライフ。そんな雑誌と青春を過ごした方を対象にした洋楽ファンの会員組織が“MUSIC LIFE CLUB”です。
2018年4月14日にオフィシャルHPが立ち上がり、60年代~80年代のロック・アーティストの様々な情報と、かつての『MUSIC LIFE』に掲載された記事や写真が掲載されます。同時に会員登録した方には、60年代~80年代のロック・アーティストの最新のCDリリース、コンサート&イベント情報、おすすめエンタテイメント情報が定期的に配信されます。
また、MUSIC LIFE CLUB主催による様々なイベントも決まっています。オフィシャルHP、メールマガジン、イベントなどなどで、永遠に愛すべき60年代~80年代のロック・アーティストの様々な情報を楽しんでください。
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