|
|
|
NEWS 2018 No.4 (3月9日発行) |
|
ミュージックライフ・クラブ・ニュース第4号です。週2回、クラシック・ロックに特化したニュースをお届けします。どうぞお楽しみください。
|
|
■アーティスト・ニュース |
|
キース・リチャーズがストーンズのニュー・アルバムを断言 |
|
デビュー・アルバムから54年経過したローリング・ストーンズが、スタジオ新作に取り掛かっている。過去2年にわたり、バンドは合計でおよそ3週間スタジオ入りし、2005年の『ア・ビガー・バン』以来となるニュー・アルバムを制作している。キースによると、まだ発売には時間がかかるものの、確実に完成に向かっているとの事。「“実現するから心配するな”なんて言うとトランプみたいだけど、まだ初期の段階なんだ。とはいえ何曲かは完成してるし、すごく面白い曲だよ。今のバンドは前ほど時間を共にしてないから、一緒に曲を作るのは以前より難しくなってるけど、離れていた分、集まった時には異なる観点から取り組めるというメリットもあるのさ」
|
|
公けにされたレコードは次の3点。『ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックアウト(ライヴ・ロンドン’78)』 (3枚組LP)と、『レッツ・ダンス(フル・レングス・デモ)』(12 インチ・アナログ・シングル)と、『ボウイ・ナウ』(ホワイト・ヴァイナル LP)の3タイトルが4月21日、レコード・ストア・デイ限定商品として発売される。
『ウェルカム~』は、“Isolar IIツアー”中の1978年6月30日と7月1日にロンドンのアールズ・コートで録音された未発表の音源、「レッツ・ダンス」は、フルレンスのデモとライブ・バージョンを収録した12インチ・シングル、『ボウイ・ナウ』は、1977年のレアなプロモーションLPのリイシューで、『Heroes』と『Low』の楽曲をフィーチャーし、当時アメリカでのみ配布されたもの。3タイトル全てのアートワークが、新たにデザインされている。
|
|
ソニーからは3人の大物がレコードとカセットを発売 |
|
4月21日レコード・ストア・デイズのリリースが、続々と明らかになってきた。ピンク・フロイドは、50年ぶりに初めてデビュー・アルバムの『夜明けの口笛吹き』をモノラルのLPで再リリース。スプリングスティーンは、1995年に発売された『グレイテスト・ヒッツ』をシリアル番号入りの赤いLP盤で、AC/DCは『バック・イン・ブラック』をカセットで発売する。どれもコレクターズ・アイテムになりそうだ。
|
|
シカゴの5枚組ボックス、その日本盤の内容がわかった! |
|
ピンク・フロイドの『狂気』のアルバム・カヴァー、本当は“シルバー・サーファー”だった? |
|
『狂気(The Dark Side Of The Moon)』のカヴァーがあまりにもアルバムのイメージにピッタリなため、今では他のヴィジュアルは思いつかないが、実は当初“シルバー・サーファー”というマーベル・コミックスのキャラクターが候補にあがっていたらしい。
伝説のデザイン・スタジオ“ヒプノシス”の創立者の一人、オーブリー・パウエルによると、このアイディアはすぐに却下されたが、当時のピンク・フロイドのメンバーたちは明らかに興味を示したという。「当時は僕ら全員がマーベル・コミックスに夢中だったし、“シルバー・サーファー”も風変りで珍しいイメージだったからね。使用許可は絶対に下りなかっただろうけど、銀色のサーフボードで宇宙を駆け巡るシルバー・マンのイメージが気に入っていたんだよ。シルバー・マンには神秘的で神話的な特性があったし、非常に宇宙を感じたからね」
|
|
メタリカが独自ブランドのウィスキーを製造 |
|
メタリカのビジネス・パートナーによると、メタリカが独自の蒸留所で独自ブランドのウィスキーを製造する計画との事。バンドはこのプロジェクトのベースとして、メタリカの地元であるサンフランシスコと、バーボンの発祥地であるルイヴィル、そして音楽の本場であるナッシュヴィルの3か所を考慮に入れている。年に1度開催されるバーボン&ビヨンド・ウィスキー&ミュージック・フェスティバルのプロモーターは、メタリカのウィスキー・プロジェクトがウィスキー業界にも音楽業界にも利益をもたらすだろうと語っている。
|
|
ジョニー・デップがストーン・テンプル・パイロッツのツアー初日にゲスト出演 |
|
ストーン・テンプル・パイロッツが新しいリード・シンガーのジェフ・グートを迎え、19曲を披露するツアーを開始した。そのグート参加のスタジオ新作『ストーン・テンプル・パイロッツ(2018)』は3月16日世界同時発売。ステージではジョニー・デップがゲスト出演し「Sex Type Thing」と「Kick Out the Jams」(MC5のカヴァー)でギターを披露した。デップは、アリス・クーパーのサイド・プロジェクト“ハリウッド・ヴァンパイアーズ”でも、ストーン~のベーシスト、ロバート・ディレオと共演、かなりのファンと判明。
|
|
ジャーニーの『グレイテスト・ヒッツ』が、“ビルボード200”に500週間ランクイン |
|
ジャーニーのアルバム『グレイテスト・ヒッツ』が、61年にわたる音楽チャートの歴史において“ビルボード200”に500週間ランクインする3番目のアルバムとなった。このアルバムは1989年の10位がピークで、今年3月3日に500回目のチャート入りを果たした。同様のアルバムは、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ の『レジェンド』と、ピンク・フロイドの『狂気』で、前者のアルバムは510週間、後者は937週間という途方もない期間にわたってランクインし続けた。
|
|
先頃『The Late Late Show With James Corden』という番組に出演したプラントは、1996年に息子と訪れた香港でのエピソードを語った。帰国前夜、酒に酔ったプラントは息子とカラオケに行き、たまたまそこにいたエルヴィスの物真似をする台湾人とエルヴィスの曲でカラオケ対決をすることになった。常に歌では負けないと自信たっぷりだったプラントはカラオケも上出来だったと自負しているが、中国人の観客が台湾人を応援し、接戦の末プラントが負けたという。
|
|
ジューダス・プリーストが新作を『ファイアーパワー』と名付けた理由 |
|
シンガーのロブ・ハルフォードが、新作『ファイアーパワー(Firepower)』についてインタビューで語った。
「力強いタイトルにすれば、それがアルバム全体の中身を伝えるからさ。これまでのアルバム・タイトルにしても、強さと確信を表しているからね。どんな困難があろうと、俺たちは将来に焦点を当てているし、信念と決意をもって前進しているよ。俺たちは常に困難に打ち勝つ歌を歌っているし、まさに『ファイアーパワー』のアルバムに入っている“ライジング・フロム・ルインズ”のごとく、廃墟の中から立ち上がるのさ」
|
|
アクセル・ローズがメラニア夫人を“疑惑の元売春婦”と口撃 |
|
ガンズ&ローゼズのアクセル・ローズがツイッターでファースト・レディのメラニア・トランプを“疑惑の元売春婦”と呼び、彼女の米国市民権を“入国詐欺”だと述べた。トランプ就任以来、ローズはツイッターを利用して政治に参加しているが、今回はメラニア夫人を槍玉に挙げた。
「メラニアの弁護士のマイケル・ワイルズが、『トランプ夫人は十分に移民の資格があり完全なる適任者です。彼女のプライバシーが何よりも大事なので、彼女の移民請願書を公に審判する理由がありません』って“ワシントン・ポスト”に言ってたけど、メラニアが入手したアインシュタイン・ビザを持ってる奴なんか他にいねえよ!」
|
|
待望の来日が決まったチープ・トリックだが、弊社からは『ミュージック・ライフが見たチープ・トリック』の刊行が急遽決定した。現在鋭意作業中ですので、お見逃しなく! もちろん昨年刊行したこちらも、必見ですよ。
|
|
パブ・ロック時代から熱狂的ファンを持つニック・ロウの1年ぶりの来日が決定した。東京は4月30日(月・祝)、5月1日(火)、共に各2回公演、5月4日(金・祝)は大阪公演(2回)が決まっている。
|
|
3月11日、長崎でビートルズ・イベント開催! |
|
長崎のビートルズ・ファンは、3月11日(日)出島テラスに集合! このトークイベント、ナビゲーターはオールナイトニッポンの初代パーソナリ ティ齋藤安弘さん、ゲストはミュージックライフ元編集長の星加ルミ子さんです。各回定員60名ですので、お急ぎください。詳しくはこちらまで。
|
|
■耳寄り情報1 |
|
■書籍/雑誌発売情報 |
|
◎絶賛発売中
・『レインボー ライヴ・ツアー・イン・ジャパン 1976-1984 』
・『オールマン・ブラザーズ・バンド サザン・ブラッド 45年の軌跡』
・『AOR AGE Vol.10』特集:TOTOデビュー40周年/『TOTO IV』
・『麗しき70年代ロックスター伝説 8ビートギャグ・リターンズ』シマあつこ(著)
・『UFO フィーチュアリング:マイケル・シェンカー』
・『BURRN! 2018年04月号』(表紙・特集:マイケル・シェンカー・フェスト)
・『MUSIC LIFE ジョンとヨーコのバラッド』
◎これから出る本
・『YOUNG GUITAR 2018年04月号』(表紙・特集:ランディ・ローズ)¥980 3/10発売
・『BURRN!叢書 19 クラシック・ハード・ロック ディスク・ガイド』¥3,024 3/15発売
・『レジェンダリー・ギタリスト 特集●ラリー・カールトン』¥2,592 3/15発売
・『レッド・ツェッペリン 全活動記録 1968-2007』マーク・ロバーティ(著)前むつみ(訳)¥4,860 3/19発売(2,000部完全限定)
・『ヒプノシス全作品集』オーブリー・パウエル(著)迫田はつみ(訳)¥5,400 3/19発売(2,000部完全限定)
・『どうしてヘヴィ・メタルを好きにならなかったんだろう』市川哲史(著)¥1,620 3/26発売
・『スティーリー・ダンとギタリスト』¥1,944 3/28発売
・『レジェンダリー・ドラマー 特集●コージー・パウエル~永遠のロック・ドラム・ヒーロー~[増補改訂版]』¥2,952 3/29発売
・『CROSSBEAT Special Edition マニック・ストリート・プリーチャーズ』¥2,160 3/30発売
・『ミュージック・ライフが見たチープ・トリック』¥3,024 4/4発売
・『ミュージック・ライフ完全読本』¥1,944 4/12発売
|
|
■耳寄り情報2 |
|
■来日公演 |
|
*フロム・ザ・ジャム starring ブルース・フォクストン(THE JAM) 3月16日(金)ビルボード大阪
詳しくはこちら
*ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション celebrating PRINCE 3月22日(木)23日(金)ビルボード東京
詳しくはこちら
*レイ・パーカーJr.&レイディオ 3月26日(月)ビルボード大阪、28日(水)29日(木)ビルボード東京
詳しくはこちら
*ベリンダ・カーライル(元ゴーゴーズ)4月2日(月)ビルボード大阪、4日(水)5日(木)ビルボード東京
詳しくはこちら
*ジョーン・オズボーン 4月3日(火)4日(水)5日(木)東京・コットンクラブ
詳しくはこちら
*スティーヴ・ハケット(元ジェネシス)4月7日(土)8日(日)クラブチッタ川崎
詳しくはこちら
*ギズモドローム(スチュワート・コープランド、エイドリアン・ブリュー、マーク・キング、ヴィットリオ・コスマ)4月8日(日)メルパルクホー ル大阪、9日(月)東京・Bunkamura オーチャードホール
詳しくはこちら
*レイラ・ハサウェイ 4月9日(月)10日(火)東京・ブルーノート、12日(木)名古屋・ブルーノート
詳しくはこちら
*サウンズ・オブ・ブラックネス 4月9日(月)ビルボード大阪、10日(火)12日(木)ビルボード東京
詳しくはこちら
*CTA featuring ダニー・セラフィン、ビル・チャンプリン and ドニー・デイカス 4月17日(火)19日(木)ビルボード東京、20日(金)ビルボード大阪
詳しくはこちら
*クリストファー・クロス 4月24日(火)25日(水)ビルボード大阪、27日(金)28日(土)29日(日)ビルボード東京
詳しくはこちら
*チープ・トリック 4月25日(水)東京・日本武道館
詳しくはこちら
*ニック・ロウ 4月30日(月・祝)、5月1日(火)共に各2回公演 ビルボード東京、5月4日(金・祝)ビルボード大阪
詳しくはこちら
*リロイ・ハトソン 5月3日(木)5日(土)ビルボード東京、7日(月)ビルボード大阪
詳しくはこちら
*スクイーズ 5月6日(日)ビルボード東京
詳しくはこちら
*キャメル 5月16日(水)17日(木)19日(土)20日(日)クラブチッタ川崎
詳しくはこちら
*ジミー・クリフ 5月25日(金)東京・LIQUIDROOM、5月26日(土)、27日(日)横浜・赤レンガ地区野外特設会場
詳しくはこちら
*マキシ・プリースト 6月11日(月)ビルボード東京、12日(火)ビルボード大阪
詳しくはこちら
*カラパナ 7月3日(火)ビルボード大阪、4日(水)5日(木)ビルボード東京
詳しくはこちら
*カーラ・トーマス&ザ・メンフィス・オール・スター・レヴュー 7月30日(月)31日(火)ビルボード東京、8月2日(木)ビルボード大阪
詳しくはこちら
*デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキン 10月20日(土)21日(日)東京・青山の月見ル君想フ
詳しくはこちら
|
|
■おすすめイベント |
|
4月14日、東京・羽田で行われるMUSIC LIFE CLUB主催のクイーン・イベント、お楽しみに!
|
|
■アルバム/映像発売情報 |
|
◎DVD/Blu-ray
ジェフ・ベック『スティル・オン・ザ・ラン~ジェフ・ベック・ストーリー“テレギブ”』FENDER公認フィギュア付〈初回限定生産・2枚組〉[DVD][Blu-ray] 発売中
世界最高のロック・ギタリスト、ジェフ・ベックのドキュメンタリー。ペイジ、クラプトン、スチュアートやギルモアら錚々たる顔ぶれが揃い、ベックの50年というキャリアを追うほか、本人のインタビューも収める。
|
|
■おすすめ音楽TV番組 |
|
MUSIC LIFE CLUBとは? |
|
///////////////////////
MUSIC LIFE CLUB、ツイッター始めました。
///////////////////////
ザ・ビートルズ、レッド・ツェッペリン、クイーン、キッス、ジャパン、デュラン・デュランなどのロックスターと共にポピュラー・ミュージックの歴史を作り上げた伝説の音楽雑誌、ミュージックライフ。そんな雑誌と青春を過ごした方を対象にした洋楽ファンの会員組織が“MUSIC LIFE CLUB”です。
2018年4月14日にオフィシャルHPが立ち上がり、60年代~80年代のロック・アーティストの様々な情報と、かつての『MUSIC LIFE』に掲載された記事や写真が掲載されます。同時に会員登録した方には、60年代~80年代のロック・アーティストの最新のCDリリース、コンサート&イベント情報、おすすめエンタテイメント情報が定期的に配信されます。
また、MUSIC LIFE CLUB主催による様々なイベントも決まっています。オフィシャルHP、メールマガジン、イベントなどなどで、永遠に愛すべき60年代~80年代のロック・アーティストの様々な情報を楽しんでください。
|
|
|
|
|
|
|
発行:株式会社 シンコーミュージック・エンタテイメント
メールマガジンに関するお問い合わせ、mailmagazine@musiclifeclub.com
メールマガジンの配信停止(退会)は、こちらのページからお手続きください。
メールマガジンのバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
|
|
Copyright © SHINKO MUSIC ENTERTAINMENT CO., LTD. |
|
|