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NEWS 2018 No.5 (3月13日発行) |
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ミュージックライフ・クラブ・ニュース第5号です。週2回、クラシック・ロックに特化したニュースをお届けします。どうぞお楽しみください。
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■アーティスト・ニュース |
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ベンチャーズのノーキー・エドワーズが、82歳で逝去 |
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昨年の12月に腰の手術を受けて以来、感染症と闘っていたベンチャーズのリード・ギタリスト、ノーキー・エドワーズ が、3月12日にアリゾナ州の自宅近くの病院で亡くなった。享年82歳。彼はもともとベーシストとしてグループに参加したが、後にギターに転向、 2代目リード・ギタリストとして名を馳せた。何度かバンドを出たり入ったりしたが、2016年の来日公演を最後にツアーから引退していた。ご冥福をお祈りします。
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ロッド・スチュワートの新作『Blood Red Roses』が完成 |
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ロッド・スチュワートはシンディ・ローパーとの夏のツアーに向けて準備を進めているが、スタジオでアルバム制作にも取り掛かっており、3月6日にニュー・アルバム『Blood Red Roses』の完成を発表した。このアルバムには12曲が収録され、そのうち11曲はロッドが作曲しているとのこと。
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超ベテランに何が起きているのか? 8ヶ月で3枚のアルバムをリリース! |
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バンドの50周年を記念した3月23日発売の限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セットには、69曲が収録された5枚のCDと3枚のDVDが入る。この豪華8枚組、CDにはバンドの全キャリアを網羅したヒット曲や、1973年9月のライヴ音源などが収録され、DVDにはバンドがテレビ出演した際の、ほぼ未公開の映像が3時間半以上にわたり収録されている。
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ボン・スコットの彫刻がメルボルンに出現 |
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元AC/DCのシンガー、故ボン・スコットの彫刻が除幕式を迎えた。このセレモニーの音頭を取ったのは息子のデイヴ・スティーヴンスで、初めて一般公開された。この彫刻は、メルボルンの通りで壁画を手掛けるアーティストのマイク・マカトロンの作品で、AC/DCレーンと名付けられた路地にお目見えした。
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ブライアン・ジョンソンがミック・フリートウッドと「ルート66」を共演 |
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悪化した聴力障害のため2016年にAC/DCを脱退したブライアン・ジョンソンだが、珍しく公に姿を現した。3月4日、マウイ島にあるミック・フリートウッド(フリートウッド・マック)のレストランでステージに上がり、フリートウッドと「ルート66」を演奏した時の模様がファンによって撮影されている。ジョンソンは、新型のイヤー・モニターがあれば、聴力障害が緩和されるかもしれないと希望を持っていたが、完全に演奏不可能な状態になる前に、自分の意志でAC/DCを脱退したのはプライドのせいかもしれないと、最近のインタビューでほのめかしていた。
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ロバート・プラントがステージに上がった後で、イアン・アンダーソンがクラブを去った理由 |
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ジェスロ・タルのリーダー、イアン・アンダーソンがロバート・プラントと出会った時のことを『Prog マガジン』とのインタビューで語っている。両者が成功の頂点に立つ前の60年代半ば、場所はロンドンの薄汚れたクラブだった。
アンダーソン「俺は有能なシンガーじゃなかったけど、ロバート・プラントは桁外れのシンガーだった。彼には天与の才能があったからね。俺たちがクラブにいたら、アレクシス・コーナーがプラントを連れてきたんだよ」
アンダーソンによると、コーナーは、プラントが歌ってハーモニカも吹けると言い、アンダーソンはその様子を見ることになったが、すぐにプラントには何か特別なものがあると感じた。
「彼はハーモニカも上手くて、俺はだんだん恐怖を感じてきたんだ。で、俺たちは即座にクラブを後にしたよ。それ以来、あの夜のことはあまり振り返らないことにしたんだ」
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イギリスを代表する音楽誌NMEが紙媒体としては終幕 |
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『NME』を出版する“Time Inc.”が、この雑誌の印刷版を終了すると発表した。1952年3月7日に『The New Musical Express』としてスタートした66年の歴史を持つ音楽誌は、今後オンラインでのみ配信される。70年代から90年代にかけて、新しい音楽を発見する場として定評のあったNMEは、当初の新聞形式(週刊)から1998年に現在の雑誌タイプに姿を変えた。1996年にはオンライン版がスタートし、印刷版は2015年にフリーペーパーとなり、16年2月には発行部数が307,217冊とピークを迎えた。最後の編集長だったマイク・ウィリアムズは先月退社している。
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クランベリーズがドロレス・オリオーダンとの最後のセッションをリリース予定 |
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ヴィニー・ヴィンセントが公の場でジーン・シモンズと共演 |
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元キッスのギタリスト、ヴィニー・ヴィンセントが、キッスを脱退して以来、公の場では2度目となるジーン・シモンズとの共演をブッキングした。最近ではアトランタで行われた『キッス・エキスポ』にも登場し、ファンからの質問にも答えている。ヴィンセントは、プライベートな問題が長期間活動の妨げになっていたことを認めたが、作曲とレコーディングは続けていたようで、シモンズの“Vault Experience ツアー”のナッシュヴィル公演で共演したい意向を明らかにした。
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トミー・リーが息子に殴られたとインスタグラムに投稿 |
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モトリー・クルーのドラマー、トミー・リーが、インスタグラムに唇を腫らした画像を投稿し、21歳になる長男のブランドンに殴られたと述べている。
「心が傷ついたよ。子供が欲しがるものは何でもあげられるってのに、それでも息子は俺に歯向かうんだからね。でかしたもんだよ、ブランドン!お前は最高の息子だ!」この言葉を残し、リーは投稿を削除した。詳細は明らかになっていないが、情報筋によると、当時のリーは泥酔しており、ブランドンは自己防衛のために父親を殴ったらしい。
その後リーは「これ以上メディアが書いたウソは読みたくない」としてSNSから姿を消した。メディアは「事件の原因はリーのアル中で、息子のブランドンは正当防衛だった」と伝えたが、リーは「今が一番ハッピーだ」と即座に反論し、暗にアル中ではないと否定していた。だが、ブランドンも独自の声明で「今回の件は父親のアル中が原因で、父親には酒をやめてまともになってほしいし、そのための手助けは惜しまないが、インスタグラムで僕を非難したので、ここに意見を述べることにした。必要なら法的措置の力を借りても父親には更生してほしい」と述べている。
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モトリー・クルーの映画スタッフがセットで感電 |
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3月10日、ニューオーリンズで行われていたモトリー・クルーの映画『The Dirt』の撮影が終了した後、セットの解体で屋根に上っていたスタッフが感電し、病院へ搬送された。制作側のスポークスマンによると、作業の安全手順にぬかりはなかったが、事故は起こってしまい、ケガをしたスタッフの回復を願っているとのこと。この映画の制作は“Netflix”で、企画に15年を費やし、今月から撮影がスタートしたばかりだった。
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エリック・クラプトンがマディソン・スクエア・ガーデンでの2公演を発表 |
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このコンサートは10月6日と7日に予定されており、去年同様、ゲイリー・クラーク・Jrとジミー・ヴォーンがゲスト出演する。去年、クラプトンはニューヨークとロスで数回公演を行い、それが”ファイナル・ツアー“の一環だと述べていた。「今回で本当に最後だって断言するよ。この50年間、俺はずっと引退をほのめかしてきたけどね」
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隣人として平和に暮らしているように見えた両者だが、ここへ来て長年の確執に再び火がついた。イギリスの『デイリー・メール』紙によると、自宅の改築を計画しているウィリアムズに長年反対しているペイジは、最近になって再び市議会に反対理由を綴った抗議の手紙を提出した。
ペイジの主な反対理由は、ウィリアムズが自宅の改築工事を始めた場合、これまで大切にメンテナンスを施してきた19世紀に建てられたペイジの家が工事の振動や騒音でダメージを受けるというもの。これに対するウィリアムズの反応は報告されていないが、過去の例を見ても彼が黙っているとは思えない。前回二人の確執がトップニュースになったのは、ウィリアムズがペイジを「精神的に病んでいる」と非難したことを公に謝罪した時だった。今回の一件で彼の改築計画は更に遅れることとなり、歯に衣着せぬウィリアムズは、再び後悔するような失言をする羽目になるのかも。
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バックナンバーはこちらで見られます。
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■書籍/雑誌発売情報 |
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◎絶賛発売中
・『麗しき70年代ロックスター伝説 8ビートギャグ・リターンズ』シマあつこ(著)
・『UFO フィーチュアリング:マイケル・シェンカー』
・『BURRN! 2018年04月号』(表紙・特集:マイケル・シェンカー・フェスト)
・『MUSIC LIFE ジョンとヨーコのバラッド』
・『YOUNG GUITAR 2018年04月号』(表紙・特集:ランディ・ローズ)
◎これから出る本
・『BURRN!叢書 19 クラシック・ハード・ロック ディスク・ガイド』¥3,024 3/15発売
・『レジェンダリー・ギタリスト 特集●ラリー・カールトン』¥2,592 3/15発売
・『レッド・ツェッペリン 全活動記録 1968-2007』マーク・ロバーティ(著)前むつみ(訳)¥4,860 3/19発売(2,000部完全限定)
・『ヒプノシス全作品集』オーブリー・パウエル(著)迫田はつみ(訳)¥5,400 3/19発売(2,000部完全限定)
・『どうしてヘヴィ・メタルを好きにならなかったんだろう』市川哲史(著)¥1,620 3/26発売
・『スティーリー・ダンとギタリスト』¥1,944 3/28発売
・『レジェンダリー・ドラマー 特集●コージー・パウエル~永遠のロック・ドラム・ヒーロー~[増補改訂版]』¥2,952 3/29発売
・『CROSSBEAT Special Edition マニック・ストリート・プリーチャーズ』¥2,160 3/30発売
・『ミュージック・ライフが見たチープ・トリック』¥3,024 4/4発売
・『ミュージック・ライフ完全読本』¥1,944 4/12発売
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■耳寄り情報2 |
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■おすすめイベント |
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■来日公演 |
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*フロム・ザ・ジャム starring ブルース・フォクストン(THE JAM) 3月16日(金)ビルボード大阪
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*ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション celebrating PRINCE 3月22日(木)23日(金)ビルボード東京
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*レイ・パーカーJr.&レイディオ 3月26日(月)ビルボード大阪、28日(水)29日(木)ビルボード東京
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*ベリンダ・カーライル(元ゴーゴーズ)4月2日(月)ビルボード大阪、4日(水)5日(木)ビルボード東京
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*ジョーン・オズボーン 4月3日(火)4日(水)5日(木)東京・コットンクラブ
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*スティーヴ・ハケット(元ジェネシス)4月7日(土)8日(日)クラブチッタ川崎
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*ギズモドローム(スチュワート・コープランド、エイドリアン・ブリュー、マーク・キング、ヴィットリオ・コスマ)4月8日(日)メルパルクホー ル大阪、9日(月)東京・Bunkamura オーチャードホール
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*レイラ・ハサウェイ 4月9日(月)10日(火)東京・ブルーノート、12日(木)名古屋・ブルーノート
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*サウンズ・オブ・ブラックネス 4月9日(月)ビルボード大阪、10日(火)12日(木)ビルボード東京
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*CTA featuring ダニー・セラフィン、ビル・チャンプリン and ドニー・デイカス 4月17日(火)19日(木)ビルボード東京、20日(金)ビルボード大阪
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*クリストファー・クロス 4月24日(火)25日(水)ビルボード大阪、27日(金)28日(土)29日(日)ビルボード東京
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*チープ・トリック 4月25日(水)東京・日本武道館
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*ニック・ロウ 4月30日(月・祝)、5月1日(火)共に各2回公演 ビルボード東京、5月4日(金・祝)ビルボード大阪
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*リロイ・ハトソン 5月3日(木)5日(土)ビルボード東京、7日(月)ビルボード大阪
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*スクイーズ 5月6日(日)ビルボード東京
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*キャメル 5月16日(水)17日(木)19日(土)20日(日)クラブチッタ川崎
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*シャカタク5月21日(月)22日(火)25日(金)ビルボード東京、23日(水)ビルボード大阪
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*ジミー・クリフ 5月25日(金)東京・LIQUIDROOM、5月26日(土)、27日(日)横浜・赤レンガ地区野外特設会場
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*マキシ・プリースト 6月11日(月)ビルボード東京、12日(火)ビルボード大阪
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*カラパナ 7月3日(火)ビルボード大阪、4日(水)5日(木)ビルボード東京
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*カーラ・トーマス&ザ・メンフィス・オール・スター・レヴュー 7月30日(月)31日(火)ビルボード東京、8月2日(木)ビルボード大阪
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*デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキン 10月20日(土)21日(日)東京・青山の月見ル君想フ
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■アルバム/映像発売情報 |
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ザ・ビートルズ、レッド・ツェッペリン、クイーン、キッス、ジャパン、デュラン・デュランなどのロックスターと共にポピュラー・ミュージックの歴史を作り上げた伝説の音楽雑誌、ミュージックライフ。そんな雑誌と青春を過ごした方を対象にした洋楽ファンの会員組織が“MUSIC LIFE CLUB”です。
2018年4月14日にオフィシャルHPが立ち上がり、60年代~80年代のロック・アーティストの様々な情報と、かつての『MUSIC LIFE』に掲載された記事や写真が掲載されます。同時に会員登録した方には、60年代~80年代のロック・アーティストの最新のCDリリース、コンサート&イベント情報、おすすめエンタテイメント情報が定期的に配信されます。
また、MUSIC LIFE CLUB主催による様々なイベントも決まっています。オフィシャルHP、メールマガジン、イベントなどなどで、永遠に愛すべき60年代~80年代のロック・アーティストの様々な情報を楽しんでください。
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