アコースティックピアノの世界に骨を “埋める” 覚悟でピアノと一体になる──高木里代子

『JAZZ JAPAN Vol.154』
YOUNG GUITAR 2023年7月号増刊

JAZZ JAPAN Vol.154


■高木里代子
アコースティック・ピアノの世界に骨を “埋める” 覚悟でピアノと一体になる

ピアニスト宣言ともいえる『Celebrity Standards』『Jewelry Box』がともにベストセラーを記録。ファンからの熱い支持を受ける高木里代子が、その方向性をより強固にしたスティールパン第3作『The Piano Story』をリリースした。タイトルに込めたさらなるピアニスト宣言とはいかなるものか。彼女に聞いた。

■海野雅威
奇跡のカムバック作に次ぐヴァーヴ第2弾、
古きよき日と今のニューヨークを感じさせる音 
2008年に渡米、NYを拠点にジミー・コブ、ロイ・ハーグローブ、ジャズメイア・ホーンなどのバンドで活躍してきたピアニスト海野雅威。順調にキャリアを築いてきたものの、2020年9月27日にコロナ禍のNYでアジアンヘイトから暴行を受け重傷を負った。帰国して傷を癒し、21年には再度渡米。その奇跡の復活は多くのメディアに取り上げられ、22年にはカムバック作『Get My Mojo Back』をリリースし内外の注目を集めた。それに次ぐヴァーヴ第2作『I am, Because you are』のリリースを機に彼へのインタビューを行なった。

■RINA
小曽根スクール出身の逸材RINAの新たなる挑戦。全曲オリジナルによるソロ・ピアノ・アルバム『Transparent Blue』

国立音大で小曽根真に師事し、その薦めでバークリー音大に学び、ニューヨークで高い評価を得たものの、コロナ禍で帰国を余儀なくされたピアノの逸材RINAが、リーダー第2作をリリースする。日本での3年弱の活動での成果、さらに応援してくれたファンへの恩返しの気持ちも込めたソロ・ピアノには、音楽としての素晴らしさに加え、人としてのRINAの成長が見事に反映されている。彼女に新作に込めた思いを聞いた。

■Samara Joy
弱冠23歳にしてグラミー賞2冠に輝いたサマラ・ジョイに聞く

驚異の新人シンガーとしてジャズ界を席巻したサマラ・ジョイがショーケース・ライヴのために急遽初来日を果たした。ここではその模様と初インタビューによってサマラの実像を明らかにする。

■追悼ウェイン・ショーターII
ウェイン・ショーター・レコード・カタログ
■日本のアルフレッド・ライオンを目指す男が立ち上げたQAZZレーベル
■江藤良人
 “ジャズの王道”をアナログ録音で世に問う、音にこだわり抜いた江藤良人トリオの新作『Everything I Love』
■寺島靖国×藤田嘉明 ジャズ・オーディオ武者修行 欧州ジャズの官能を引き出す仮想アース3
■インタビュー マッシモ・ファラオ、秋田慎治、ローレン・ヘンダーソン、カッサ・オーバーオール、田崎美知子 etc.


YOUNG GUITAR 2023年7月号増刊

JAZZ JAPAN Vol.154


A4変型判/160頁/定価1、177円(税込)/5月23日発売

 
JaZZ JAPAN Vol.153

JaZZ JAPAN Vol.153:山下久美子

1,177円
JaZZ JAPAN Vol.152

JaZZ JAPAN Vol.152:ウェス・モンゴメリー

1,177円
JaZZ JAPAN Vol.151

JaZZ JAPAN Vol.151:劇場映画版『BLUE GIANT』

1,177円
JaZZ JAPAN Vol.150

JaZZ JAPAN Vol.150:RVG(ルディ・ヴァン・ゲルダー)

1,177円

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