ロン・カーター “ゴールデン・ストライカー・トリオ” が参加した初めてのヴォーカル作品、青紀ひかり『Ricordi Lontani』

『JAZZ JAPAN Vol.155』
YOUNG GUITAR 2023年8月号増刊

JAZZ JAPAN Vol.155


◾️青紀ひかり、ロン・カーター:“ゴールデン・ストライカー・トリオ”が参加した初めてのヴォーカル作品
無二の歌声を持つシンガーにして孤高のスタイリスト、青紀ひかりが約3年ぶりとなる新作『Ricordi Lontani』をリリースする。盟友リビング・レジェンド、ロン・カーターは彼のバンド、ゴールデン・ストライカー・トリオを率いて全面協力、このトリオがヴォーカルと共演するのは史上初というエポック・メイキングな作品となった。二人の友情が生んだ本作誕生の背景や、“遠い想い出” をテーマにした本作、各楽曲に込めた思いなどを彼女、そしてロン・カーターのコメントとともに紐解いていく。

◾️キース・ジャレット:知られざる曲に生命を与えた。30年を経て日の目をみたピアノ・ソロ作品
1994年にキース・ジャレットが自宅で録音したクラシックを素材としたソロが遂に日の目をみた。J.S.バッハの次男として知られるカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの知られざる曲をなぜ弾いたのか。即興演奏の巨匠であるキースを惹きつけたその魅力と、解釈の素晴らしさをここに明らかにする。

◾️アーマッド・ジャマル・レコード・カタログ
4月16日に亡くなったピアノの巨匠、アーマッド・ジャマル(1930~2023)のレコード・カタログをお届けする。個性的なピアニズムだけでなく、70作中、リーダー作が68作、参加作が2作という事実にも驚かされる。

◾️パット・メセニー:無限のイマジネーションが紡いだ “夢の小箱”
パット・メセニーが発表した最新ソロ作品『ドリーム・ボックス』は、その成り立ちから今までのアルバム群とは異なる意味合いを持つエポック・メイキングな作品。長年にわたりフォルダに録りためておいた楽曲たちが我々に提示するメセニー・ミュージックの刺激に満ちた新たな世界とは。

◾️ミシェル・ンデゲオチェロ:ブルーノートの共闘は当然の流れだった
ミシェル・ンデゲオチェロがブルーノートに移籍し5年ぶりのアルバムをリリースする。ドン・ウォズにより「老舗としての権威性を維持しつつ、過去に縛られるのではなく、未来を開く音楽としてのジャズを模索してきた」というブルーノートが、ミシェルとの共闘で生み出したものとは何か!?

◾️現代オーディオで愉しむ「ジャズ喫茶の音」Vol.2 ヴォーカル編
ジャズ喫茶の名店「いーぐる」に最新のオーディオ機器を持ち込みジャズの人気盤を再生、オーディオ評論家、土方久明氏と、「いーぐる」店主、後藤雅洋氏の二人に、ジャズ喫茶空間と現代オーディオのマッチングを徹底検証してもらう連載企画。第2回はヴォーカルをテーマに、理想のジャズ・ヴォーカル再生について深く掘り下げてみよう。

◾️特集サマージャズフェスティバル2023
 インペリアル ジャズ 2023/南郷サマー・ジャズフェスティル/八ヶ岳ジャズフェスティバル/イルマ・サマー・ジャズ


YOUNG GUITAR 2023年8月号増刊

JAZZ JAPAN Vol.155


A4変型判/152頁/定価1、177円(税込)/6月21日発売
JaZZ JAPAN Vol.154

JaZZ JAPAN Vol.154:高木里代子

1,177円
JaZZ JAPAN Vol.153

JaZZ JAPAN Vol.153:山下久美子

1,177円
JaZZ JAPAN Vol.152

JaZZ JAPAN Vol.152:ウェス・モンゴメリー

1,177円
JaZZ JAPAN Vol.151

JaZZ JAPAN Vol.151:劇場映画版『BLUE GIANT』

1,177円

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