7/6 FESTIVAL FRUEZINHO 2024 立川(追加出演者決定)

〈以下、公式インフォメーションより〉

生きとし生けるものが楽しくダンスはじめる夏至のころ、魂のふるえる音楽体験というコンセプトのもと、都市型のコンパクトな音楽フェスティバル「FESTIVAL FRUEZINHO 2024」を立川ステージガーデンにて開催します。「フェス」というほどには過酷ではなく、「コンサート」というほど固くなく自由な環境で、FRUEが提案する新感覚の都市型の音楽フェスティバルにぜひご来場ください。
 
────────────────

※6/21追記
最後の追加アーティストとして、高木正勝のグランドピアノでのソロ演奏が決まりました。近年、高木正勝は、山間にある小さな村で暮らしながら、自宅の窓を開け放ち、鳥や虫、雨や風の音とセッションするように、日記を編むかのようにピアノを弾いています。

※5/29追記
先進的な作曲家、サム・ゲンデル、京都府出身、2012年から都内を中心に活動し、近年はセッション・ミュージシャンやアートチームも交えたコレクティブともいえる体制で、ユニークかつ自由な活動を行なうHAPPYの出演が決定しました。サム・ゲンデルはフアナ・モリーナと1日限りのコラボレーション・ライヴを行ないます。

※5/9追記
エチオピア・ジャズの生みの親にして、ヴィブラフォン奏者・ムラトゥ・アスタトゥケ、折坂悠太(band)、打楽器奏者・角銅真実とダンサー・小暮香帆が身体と音で波を送り合うプロジェクト「波² 」に続いて、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれのシンガーソングライター、フアナ・モリーナの出演が決定しました。

「FESTIVAL FRUEZINHO 2024」の最後の追加アーティストとして、高木正勝のグランドピアノでのソロ演奏が決まりました。近年、高木正勝は、山間にある小さな村で暮らしながら、自宅の窓を開け放ち、鳥や虫、雨や風の音とセッションするように、日記を編むかのようにピアノを弾いています。その1曲1曲は、『マージナリア』というタイトルでまとめられリリースされています。生きとし生けるものが楽しくダンスはじめる夏至のころの立川で、どのような演奏、そして景色をみせてくれるのかお楽しみに!

─────────────

LAをベースに活躍する、先進的な作曲家、サム・ゲンデル。ギター、サックスをメインにマルチ・インストゥルメンタル奏者として近年ハイペースで作品を発表し続け、その活動はジャズ、アバンギャルド、アンビエント、エクスペリメンタル・ポップなど複数のジャンルにまたがっている。

11歳のときに50ドルで購入したサクソフォンで音楽をはじめ、シーンには先進的ジャズトリオ「INGA」 のリーダーとして2015年の1stアルバムやローランド・カークの『Volunteered Slavery』を取り上げた演奏が初期のパフォーマンスに挙げられる。

2017年からは個人名義を名乗りギターをメインにヴォーカルやラップも織り交ぜたファースト・アルバム『4444』と路上演奏の即興によるパフォーマンスを収めた『Double Expression』、2018年リズム・ループとサックスの音響で構築された幻想的なアブストラクト作『Pass If Music』と全く異なる趣のアルバムを発表。LAのジャズ・コレクティヴ、ノウワー(Knower)で同門だったサム・ウィルクス(Sam Wilkes)との野心的なデュオ作『Theem and Variations』も話題になり、この年「FESTIVAL de FRUE 2018」に出演した。

彼の活動が近年大きくクローズアップされたきっかけは、米名門レーベル・ノンサッチからリリースした『SATIN DOLL』の発表の影響が大きいだろう。伝統的なジャズ・スタンダードを自ら再構築したユニークな演奏は「ジャズ・スタンダードの未来形」や「アメリカーナ・サウンドの現在進行系」といった様々な解釈を呼んだ問題作となった。

サムは、自身の作品に加え、コラボレーション作でも非常にハイペースでリリースし続けているミュージシャンとしても知られる。近年だけでも個人名義、レーベル毎の趣向の違い、コラボレーション企画含め余りにもレンジが広すぎるので近年のものから一部だけ紹介したいと思う。

2022年、ジャズとアンビエントへの傾倒をさらに追求した34曲の大作『Superstore』と『blueblue』を立て続けに発表。12歳のシンガー、アントニア・サイトリノヴィッチと『Live a Little』でコラボレートし、ジャズとメルヘンチックでポップなソングライティングを融合させた。

2023年のアルバム『Cookup』では、ゲイブ・ノエルとフィリップ・メランソンと共に、90年代から2000年代のR&B/ソウルのヒット曲を再解釈、音と視覚オンラインとリアルの世界を行き来するマルセラ・シトリノウィッツによるアートブック付きの『Audiobook』、さらにはポスト・クラシカルの気鋭ユニットバルモレイの作品での共作。日本国内に目を向けると、ギタリスト笹久保伸との即興によるコラボ、さらに折坂悠太の「炎」にフィーチャーや岡田拓郎や星野源の作品ほか日本人アーティストとの共演、客演も増え続けている。

2024年、すでにホームページの片隅でひっそりと発表されたトラック『Landscape 1』を皮切りに、過去のファビアーノ・ド・ナシメントとのコラボレーション『The Room』の再発売、ルース・ガルバス、サム&メランソンのジャズとインディ・ロックの間のような不思議なニュートリオ「アース・フラワー」名義で3月にアルバムをリリースと続く。

半端ないアウトプットのペースはとどまることを知らないが、最近では定期的にコラボレートしている盟友サム・ウィルクスとのデュオによる第3弾アルバム『The Doober』がリリースされたばかり。このアルバムは『FESTIVAL FRUEZINHO 2022』での演奏を皮切りに日本国内を回ったツアーで録音されたトラックが大半を締めている。

すでにFRUE/FRUEZINHOにとってレジデンスアーティスト的な印象もあるサム・ゲンデルだが、繰り返し出演し披露した演奏全てに一ミリの被りもなく組み合わせやユニットのフォーマット含め “ジャパンプレミア” といえる初出のものばかり。今回のフアナ・モリーナとの世界初コラボも間違いなく刺激的な内容となりそうだ。

─────────────

ハッピーは京都府綾部市出身、2012年から都内を中心に活動中の Alec(gt/vo)、Ric(key/vo)、Chew(gt)、Syu(ba)、Bob(dr/vo)からなる5人組。

音楽スタイルはルーツ志向でありながらロック、サイケデリック、エキゾチカ、ニューエイジ、ダンス・ミュージック、インプロヴィゼーションなどを独自の色彩で万華鏡のように融合したもので、ライヴ・パフォーマンスではorihasamado(sax/perc)を迎えた6人編成で主に活動している。

ライティングはOHPを使用したリキッドライトを得意とする「Shining Rain Project」が手掛ける事も多く、その他自身らも関わるアートチーム「Paint Groove」のイベントでのJesus Weekend と共に演奏する “Experimental Live Set”、Juni(Bansuri/Sequencer)を含めた7人編成での “Healing Resolution Set” など、ライヴハウスやフェス、レイヴ等の会場や時間帯によってバンドの音楽性を軸に幅広いセットで活動中。その場の空気や流れに合わせて演奏する即興音楽の精神を取り入れたパフォーマンスを展開し、音楽的な実験と探究を続けている。

─────────────

​​フアナ・モリーナは、デヴィッド・バーンやヴァシュティ・バニヤン、ファイストなど数多くの鬼才アーティストが絶賛する “アルゼンチン音響派” を代表するアーティストです。コロナ禍を挟んでひさしぶりの来日となりますが、現在、絶賛アメリカツアー中で、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、ご期待ください!

─────────────

奇跡の来日を果たすのは、エチオピア・ジャズの生みの親にして、ヴィブラフォン奏者・ムラトゥ・アスタトゥケ!フジロック'13以来、2度目の来日で、とても貴重な機会となりますので、ぜひお見逃しなく! なお、ムラトゥの来日公演は立川のみとなります。
国内からは、どこか歌謡曲のようでありながらも現代的な音響感をあわせ持つ折坂悠太(band)が出演! さらに、打楽器奏者・角銅真実とダンサー・小暮香帆が身体と音で波を送り合うプロジェクト「波² 」を後方のひらけた石畳スペースで行ないます。

「フェス」というほどには過酷ではなく、「コンサート」というほど固くなく自由な環境です。FRUEが提案する新感覚の「音楽フェスティバル」を、ぜひ体感してください。追加アーティストは残り2組で、3月末の発表を予定しています。現在、早割チケットが販売中です!

─────────────

FESTIVAL FRUEZINHO 2024

・日付|Date:7月6日(土)・July 6 sat
・時間|Time:OPEN 11:00・START 12:00・END 20:50

・会場|Venue: Tachikawa Stage Garden [立川ステージガーデン]

・出演者|LINEUP
Mulatu Astatke|ムラトゥ・アスタトゥケ
Juana Molina with Sam Gendel|フアナ・モリーナ with サム・ゲンデル
Masakatsu Takagi|高木正勝 New!
Yuta Orisaka (band)|折坂悠太(band)
Nami ² Manami Kakudo × Kaho Kogure|波² 角銅真実×小暮香帆
HAPPY|ハッピー

・マーケット|Mercado
今年初の試みとして、「Mercado FRUE」というマーケットを芝生エリアで開催します。このエリアは無料で、どなたでもご入場いただけます。なお、今年からマーケット用のテントを設置しますので、芝生エリアからステージは見えないかたちになります。 New!
ANTE Vojnovic div. / AOTEA / COUSEN / FRUE商店 / KOKUA COFFEE ISLAND / KŌSON / La chocolaterie NANAIRO / MarinaKarna / SHIMAIVINTAGE / SONICWAVE / SUNPEDAL / THOUGHT OF TOKYO KANKAN
※メルカドエリアは無料で入場できます

・チケット|Tickets
早割4:14,000円
前 売:16,000円
当 日:18,000円
※1階はスタンディング。2、3階席は全自由席。来場順での入場

Flyer Image:Yuriko Shimamura

・後援:J-WAVE

・協力
infusiondesign inc. / KIMOBIG BRASIL / SHIMAI / Eastwood Higashimori / BLOCK HOUSE / 水曜カレー / イマジン / ハタケスタジオ / ハコノソト / enkake

・Thanks to
Ryohei Noda / yoshi006 / 石引太郎 / Hidenu / りょーこ / yukitão / ミユコネンムラ / 羽田寛士 / 鈴木芳典 / 昔昔(渡辺直樹) / YOP / 近藤英介 / 石崎茉沙実 / 高野寛 / sjntn / ngs / 渋谷のカフェ factory / ゆりちゃん / キミイチ / Sapo / kensuke yoshino / 友高要治 / 愛実 / hidemuzic / YOSSY / sigefuzi / Kotaro Soga / wakapockle / YAY / slow room / 上神彰子 / アリクニケイスケ / O-KEN / 近坂祐吾 / エスカペロッジアンドエスプレッソ / 松永良平 / k / RONGO HONEY / 牧野利恵 / トム / zilch studio / Yoshimi Yano / 合同会社 Herbay / モリソン / あのり有志会 from SHIMA / 志摩安乗マゴROCK / Musica Terra / Shiori Yamaguchi / yuzo / タマシイフルエタロウ / OSG / シロセ / makoto kentekist nakamura / 志摩安乗oyatsuya / 森田柾仁 / サチ / 渡邊あゆ / やち / わっしー / whistleman / 清水友香 / セトグチ ユウ / 早水文秀 / あまねき / tatsunosuke ide(湯口は宇宙T/infusiondesign)/ みたらちゃん / Yuji / ngr

・主催:FRUE

公式サイト
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ディスク・コレクション ブラジリアン・ミュージック

ディスク・コレクション ブラジリアン・ミュージック

1,980円
ディスク・ガイド・シリーズ #022 サンバ

ディスク・ガイド・シリーズ #022 サンバ

2,200円
はじめてでも気軽に楽しくマスターできる! 大人のアコースティック・ギター教室(模範演奏CD付)

はじめてでも気軽に楽しくマスターできる! 大人のアコースティック・ギター教室(模範演奏CD付)

1,760円
フルートで吹きたいボサノヴァの名曲あつめました。(カラオケCD付)

フルートで吹きたいボサノヴァの名曲あつめました。(カラオケCD付)

2,970円

RELATED POSTS

関連記事

記事が見つかりませんでした

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ