ニック・メイスンがスーパーグループ“Nick Mason’s Saucerful of Secrets”を結成

pic: KOH HASEBE / Music Life / Shinko Music
ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスンが、フロイドの初期の楽曲を演奏する4人組の新しいバンドを結成し、5月20日から24日までロンドンで初めて4公演を行います。

バンド名は、フロイドが1968年に発表した2枚目のアルバム『A Saucerful Of Secrets(神秘)』にちなんだもの。ラインナップは、ゲイリー・ケンプ(g/スパンダー・バレエ)、リー・ハリス(ds/元ザ・ブロックヘッズ)、ガイ・プラット(b/ロジャー・ウォーターズの後任)、作曲家のドン・ベケン(故リック・ライトのコラボレーター)。プラットとベケンは、“トランジット・キングス”というエレクトロニック・バンドで一緒に活動していました。

バンドは次のような声明を発表しています。

『The Piper at the Gates of Dawn(夜明けの口笛吹き)』や『A Saucerful of Secrets(神秘)』に収録された楽曲など、フロイドがライヴ演奏した代表的で重要な初期の楽曲が聴けるまたとないチャンスです。ピンク・フロイドほど文化的に重要なバンドは、ほとんど存在しません。フロイドは史上最も売れたバンドの一つで、フロイドの創立者でもあるニック・メイスンは、バンドが結成以来行ってきた全てのライヴ公演と全てのアルバムで演奏した唯一のオリジナル・メンバーです。彼にとっては、ピンク・フロンドが参加した2005年のチャリティ・コンサート“Live 8 ロンドン”以来のライヴ公演となります」
 

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