スクールハウス・ロックの作曲家、ボブ・ドローが94歳で死去

ABCテレビのアニメシリーズ、『スクールハウス・ロック!』に多くの楽曲を提供したボブ・ドローが、ペンシルベニア州マウント・ベセルの自宅で亡くなりました。享年94。

1923年12月12日にアーカンソー州で生まれたドローはテキサスで育ち、音楽を学びました。1943年から1945年まで、陸軍のバンドでピアノ、クラリネット、サクソフォンを演奏し、アレンジャーとしても活躍。1952年にニューヨークのコロンビア大学を卒業後、アレンジャー、指揮者、プレイヤーとして頭角を現し、自身のファースト・アルバムもリリースしました。70年代にはアニメ番組の作曲家として有名になり、マイルス・デイヴィスとも一緒に仕事をしています。

日本では一時彼のアルバムは幻の名盤として注目され、ジャズ・ファンだけでなくポップ・ファンにも人気がありました。ご冥福をお祈りします。なお2015年には92歳でポップ・シンガー、ネリー・マッカイと一緒に来日公演も行った彼の2013年の取材記事はこちらで読むことができます。

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