ヴァレリー・カーターの未発表音源集『The Lost Tapes』、アナログ盤がリリース

2018年12月にCDで発売されたヴァレリー・カーターの未発表音源集『The Lost Tapes』が、日本で2月27日にアナログ盤でリリースされます。

2017年3月に他界したヴァレリー・カーターは、ジェイムス・テイラーやジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、クリストファー・クロスなど、多くの有名ミュージシャンのバック・ヴォーカルを務めた他、1977年から1988年には4枚のソロ・アルバムもリリースしています。特に日本での人気が高く、常に彼女のアルバムは好セールスをあげてきました。

この『The Lost Tapes』は、ヴァレリーの姉妹と友人が発見したテープを基に作られた作品で、プリンス、リトル・フィート、リンダ・ロンシュタット、ニコレット・ラーソンなど、カーターがゲスト・ミュージシャンとデュエットした楽曲や作曲家とコラボした曲を含め、未発表曲が14曲収録されています(CDは15曲収録)。
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〈以下略歴はCD発売時のメイカー・プレスリリースより〉

2017年3月4日に逝去した女性シンガー、ヴァレリー・カーター。日本でも数多くのファンを持つ彼女は、1974年に「ハウディ・ムーン」という3人組でデビューした後、1977年にCBSからソロ・デビュー。1stアルバム『愛はすぐそばに』はモーリス・ホワイト(EW&F)、ローウェル・ジョージ(リトル・フィート)等がプロデュースに携わったことでも話題を呼び、1978年の2nd『ワイルド・チャイルド』は、TOTOの面々が多く参加し、AORの名盤としても長く愛され、アメリカ西海岸の音楽シーンを語る際に欠かせない女性シンガー。寡作ながらも90年代に1枚のスタジオ・アルバム、00年代にはライヴ・アルバムを残している。またソロ・シンガーとしての活動と同時にジャクソン・ブラウン、ジェームス・テイラー、ローウェル・ジョージ、ドン・ヘンリー(イーグルス)、クリストファー・クロスほか数多くのアーティストのセッションやライブにコーラスとして参加している、また彼女を愛する日本人ミュージシャンも数多く佐橋佳幸、鈴木祥子、町支寛二のレコーディングにも参加した。


Valerie Carter
The Lost Tapes


Side A:
1. The Blue Side (Intro)
2. Skinny White Pants (with Lowell George)
3. Spanish Moon
4. Heartache (duet with Linda Ronstadt / with Bill Payne)
5. Echo My Heart
6. Baby It’s You
7. My Saving Grace

Side B:
1. Be Here Now
2. Somewhere in This World (with David Lasley)
3. La Vida Es Sueno
4. How Can I Say Goodbye
5. I Got Over It (composed with Prince)
6. Labor of Love
7. The Blue Side (outro)


日本発売は、CA VA? RECORDS/HAYABUSA LANDINGSより。

Valerie Carter My Saving Grace

Valerie Carter I Got Over It (composed with Prince)

アルバムはSpotify、Apple Musicで全曲リスニング可

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