LAラッパーのニプシー・ハッスルが銃撃され死亡

情報サイト〈TMZ〉によると、ラッパーのニプシー・ハッスル（Nipsey Hussle）が、3月31日の午後、ロサンゼルス南西部のクレンショウ地区にある自身のアパレル・ショップの外で銃撃を受け、死亡しました。享年33。

ハッスルは数回銃弾を浴び、搬送先の病院で死亡が確認されています。現時点で容疑者は捕まっていませんが、警察は、銃撃直後に女性ドライバーが運転する車で逃げた20代の黒人男性を追っているといいます。

銃撃が起きたのは、2017年にハッスルが地元にオープンした「Marathon Store（マラソン・ストア）」というアパレル・ショップの外で、ハッスルの他にも二人が被弾し、病院へ搬送されています。

クレンショウは治安が悪い貧困地域で、地元のコミュニティと密着していたハッスルは、ギャング抗争の阻止や、地元の活性化に尽力していたそう。

1985年にロスで生まれて育ったハッスルは、2018年に待望のオフィシャル・デビュー・アルバム『Victory Lap』をリリースし、この作品は、今年のグラミー賞「最優秀ラップ・アルバム」部門でノミネートされていました。

ご冥福をお祈りします。