トム・ジョーンズらのヒット曲を書いたレス・リードが83歳で死去

英ソングライターでミュージシャンのレス・リードが、4月15日に83歳で亡くなりました。リードの訃報はイギリスのメディアが伝えていますが、死因や亡くなった場所は明らかにされていません。

リードは、主にゴードン・ミルズやバリー・メイソン、ジェフ・スティーヴンスらと共同で曲を作り、トム・ジョーンズの「It’s Not Unusual（よくあることさ）」「Delilah（デライラ）」「Daughter of Darkness（ドーター・オブ・ダークネス）」や、ハーマンズ・ハーミッツの「There’s a Kind of Hush（見つめあう恋）」、エンゲルベルト・フンパーディンクの「The Last Waltz（ラスト・ワルツ）」の作詞作曲を手掛けています。

また、エルヴィス・プレスリーもリードの楽曲「Girl of Mine」「Sylvia」「This is Our Dance」をレコーディングしています。

リードの訃報を受け、トム・ジョーンズは次の追悼メッセージをツイートしています。

「友人で同僚でもあったレス・リードの訃報を聞き、非常に残念だ。彼は、僕にとって重要な2曲を含め、多くのヒット曲を書いた才能あるソングライターでアレンジャーだった。レスは素晴らしい人だったし、作詞作曲の世界では伝説的な人物。彼のレガシーは、彼の音楽を通じて生き続けるだろう」