ワンダーミンツのニッキー・ワンダーが59歳で死去

長年ブライアン・ウィルソンのギタリストを務め、ワンダーミンツの創立メンバーだったニック・ワルスコ（通称ニッキー・ワンダー）が、8月6日に59歳で亡くなりました。

1992年結成のパワー・ポップ・バンド、ワンダーミンツは、1999年にブライアン・ウィルソンのツアー・バンドとして契約し、ギタリストのニッキー・ワンダーと、マルチ・プレイヤーのプロビン・グレゴリーは、継続的にウィルソンのツアー・メンバーとして活動していました。

ニッキーの訃報を受け、ブライアン・ウィルソンが自身のオフィシャル・ウェブサイトで次の声明を発表しています。

「2019年8月7日

今日は悲しい、悲しい日です。
我々の愛するニッキー・ワンダーが昨夜、就寝中に他界したことをお知らせすることになり、痛惜の念に堪えません。ご想像の通り、我々はショック状態ですが、今夜のショウで彼に敬意を表したいと思います。

ニッキーは僕のお気に入りのギタリストで、彼の指使いが大好きでした。本物のロックンロール・ガイで、素晴らしいシンガーでもありました。フレンドリーなとても良い人で、本当に面白く、彼のユーモアのセンスは最高でした。

今日は全員が泣いています。言葉では表現できないほど寂しくなるでしょう。彼の妻スーザンとご家族全員、友人、ファンの皆さんにお悔やみを申し上げます。

ニッキー、愛しているよ。
愛と慈悲を

ブライアン・ウィルソン」