南部のベテラン・ソングライター/シンガー/ミュージシャンのドニー・フリッツが76歳で死去
ソロ・アーティストとしてマッスル・ショールズの音楽シーンで活躍し、長年クリス・クリストファーソンのキーボーディストも務めていたシンガー/ミュージシャン/ソングライターで、さらには俳優でもあったドニー・フリッツ(Donnie Fritts)が、心臓切開手術の合併症により、8月27日に76歳で亡くなりました。
アラバマ州生まれのフリッツは、ドラマーとしてスタートした後、セッション・キーボーディストに転向、1965年にナッシュヴィルのパブリッシング会社と契約を結び、ジェリー・リー・ルイスやチャーリー・リッチに楽曲を提供しました。
その後、クリス・クリストファーソンのバンドに加入し、キーボーディストとしてライヴやレコーディングに参加したほか、俳優として数々の映画にも出演、1976年にクリストファーソンが主役を務めた『スター誕生』にも出演しています。
マッスル・ショールズの音楽シーンでは、多くの作品を発表する重要なソングライターとして活躍し、フリッツの楽曲は、ドリー・パートン、ロバート・プラント、ジョン・プライン、ルル、ボックス・トップス、ダスティ・スプリングフィールド、ローリング・ストーンズなど、多くの大物アーティストらがカヴァーしています。
また、ジェリー・ウェクスラーとクリス・クリストファーソンが1974年にプロデュースしたフリッツ初のソロ・アルバム『Prone to Lean』には、南部サウンドの牙城マッスル・ショールズ・スタジオ最高のミュージシャンらが参加し、R&Bやバラード、カントリー風の楽曲を収録した名作となりました。特に日本では本作品の評価が高く、「名盤」として何度か再発されています。その後も寡作ながら、マニアに熱狂的に支持されるアルバムをリリースしてきましたが、直近の2018年には、同じアラバマ州出身のR&Bシンガー/ソングライター、故アーサー・アレキサンダーへのトリビュート・アルバム『June』を発表しています。
2008年には、「アラバマ音楽の殿堂(Alabama Music Hall of Fame)」入りを果たしています。
ご冥福をお祈りします。
Donnie Fritts
Album Discography
1) Prone To Lean (1974)
2) Everybody's Got A Song (1997)
3) One Foot in the Groove (2008)
4) Oh My Goodness (2015)
5) June (A Tribute To Arthur Alexander) (2018)
アラバマ州生まれのフリッツは、ドラマーとしてスタートした後、セッション・キーボーディストに転向、1965年にナッシュヴィルのパブリッシング会社と契約を結び、ジェリー・リー・ルイスやチャーリー・リッチに楽曲を提供しました。
その後、クリス・クリストファーソンのバンドに加入し、キーボーディストとしてライヴやレコーディングに参加したほか、俳優として数々の映画にも出演、1976年にクリストファーソンが主役を務めた『スター誕生』にも出演しています。
マッスル・ショールズの音楽シーンでは、多くの作品を発表する重要なソングライターとして活躍し、フリッツの楽曲は、ドリー・パートン、ロバート・プラント、ジョン・プライン、ルル、ボックス・トップス、ダスティ・スプリングフィールド、ローリング・ストーンズなど、多くの大物アーティストらがカヴァーしています。
また、ジェリー・ウェクスラーとクリス・クリストファーソンが1974年にプロデュースしたフリッツ初のソロ・アルバム『Prone to Lean』には、南部サウンドの牙城マッスル・ショールズ・スタジオ最高のミュージシャンらが参加し、R&Bやバラード、カントリー風の楽曲を収録した名作となりました。特に日本では本作品の評価が高く、「名盤」として何度か再発されています。その後も寡作ながら、マニアに熱狂的に支持されるアルバムをリリースしてきましたが、直近の2018年には、同じアラバマ州出身のR&Bシンガー/ソングライター、故アーサー・アレキサンダーへのトリビュート・アルバム『June』を発表しています。
2008年には、「アラバマ音楽の殿堂(Alabama Music Hall of Fame)」入りを果たしています。
ご冥福をお祈りします。
Donnie Fritts
Album Discography
1) Prone To Lean (1974)
2) Everybody's Got A Song (1997)
3) One Foot in the Groove (2008)
4) Oh My Goodness (2015)
5) June (A Tribute To Arthur Alexander) (2018)
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