多くの著名人がJJ ケイルを語るエピソード動画集「My JJ Cale」シリーズに、エリック・クラプトンが登場!

多くのミュージシャンから真に敬愛されるギタリスト/シンガー、故J.J.ケイル。著名ミュージシャンが登場して彼に対するその愛を語る動画シリーズに、その真打ちエリック・クラプトンの登場です。
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〈以下メイカー・インフォメーションより〉

20世紀に最も多くカヴァーされたアーティストと言っても過言では無い、アメリカはオクラホマ州出身のシンガー・ソングライターのJJケイル。知名度はさほど無いのかもしれないが、エリック・クラプトンは「After Midnight」と「Cocaine」を、ベックは「Magnolia」をカヴァーしている。その他ジョン・メイヤーは「最もクールな音楽」と称え、ニール・ヤングは「これまで聴いたエレキ・ギター・プレイヤーの中で、最高なプレイヤーはヘンドリックスとJJケイルだ」と称賛している。

JJケイルが2013年に心臓発作で惜しくもこの世を去った後、「My JJ Cale」というタイトルで、エディ・ミッチェル、ジョン・アンガス・マクドナルド等、多くの著名人がJJケイルを語るエピソードが次々と世の中に発信される中、この度、エリック・クラプトンもエピソード15として登場。

エリック・クラプトンは下記のように語る:
「彼の生き方には噂が沢山あった。例えばフォルクスワーゲンのキャンパーの中に住んでるって一時噂されていたよ。70年代にタルサで、カール・レイドル、ジェイミー・オールデイカーや、ディック・シムスと仕事をしていた時、やつらは彼についてものすごい敬意をもって話していたよ。俺たちは次を待って、カールも俺に話を聞かせてくれて、噂が頭の中でどんどん大きくなっていった。でもそのおかげで彼の偉大さを知った。怖いとは思わなかったけど、この人は近寄れない存在だと思った。そして心から、彼を怒らせたくなかったから距離を保っていたんだ。アルバートの家で実際に彼に会うまではね。そこで気づいたんだ。彼は素晴らしい人で、多分シャイなだけなんだなって。でもそれと同時に人生を最大限に楽しむ方法を理解していた。時間をあまり無駄にすることなく、自分が成し遂げたいことを成し遂げる。

友人のフリートウッド・マックのレコーディングセッションに招待されたんだ。みんなスタジオにいるから来なよってね。俺とジョンは行って、みんなでコントロールルームからレコーディングを見てて、3テイクぐらいしてからプレイヤーたちが挨拶をしに来てくれた。ジョンは俺の隣に立ってたんだけど、彼を通り過ぎてみんなに挨拶をし始めたんだよ。彼に気づいてもいなかったんだ。彼は透明になる方法を知っていた。俺が、「因みにこの人は僕の友人のJJケイルです」って紹介しないと気づいていなかった。そもそも彼のことを知らなかったんだと思う。
 
彼は深遠な音楽を作り上げる。繊細で力強いんだけれど、彼は業界のデタラメとは無関係でいることができた。彼が有名になるなんてことはなかったんだよ。彼はそれに対応して、成功を成し遂げたと思う。彼は彼のペースでやっていたんだ。そして彼は自分が希望するだけの知名度を得ていたと思う。何も偶然で起きたとは思わない。これはすべて彼が決めた選んだ道で。俺はそれをすごく尊敬している。
 
彼とパフォーマンスすることが大好きだった。彼の声と、彼のプレイ・・・本当にインスピレーションを貰うよ。」

<JJケイル「Stay Around」ミュージック・ビデオ>
<JJケイル「Chasing You」ミュージック・ビデオ>

 

■アルバム情報
アーティスト:J.J. Cale (J.J.ケイル)
タイトル:Stay Around (ステイ・アラウンド)
レーベル:Because Music / Hostess
発売日:2019年4月26日(金)
品番:HSU-10300
価格:2,400円+税
※日本盤はボーナストラック(1曲)、日本語歌詞対訳、ライナーノーツ付

<トラックリスト>
1. Lights Down Low
2. Chasing You
3. Winter Snow
4. Stay Around
5. Tell You ‘Bout Her
6. Oh My My
7. My Baby Blues
8. Girl Of Mine
9. Go Downtown
10. If We Try
11. Tell Daddy
12. Wish You Were Here
13. Long About Sundown
14. Maria
15. Don’t Call Me Joe
16. Worrying Off Your Mind(日本盤ボーナストラック)

■バイオグラフィ
アメリカはオクラホマ州出身のシンガー・ソングライター。1950年代には、レオン・ラッセルなどと一緒に地元のバーでギターを演奏していた。ブルース、ロカビリー、カントリーを融合した“タルサ・サウンド”の創始者としても知られている。20世紀に最も多くカバーされたアーティストでもあり、エリック・クラプトンは「AfterMidnight」と「Cocaine」、ベックは「Magnolia」をカバーしている。その他ジョン・メイヤーは「最もクールな音楽」と称え、ニール・ヤングは「これまで聴いたエレキギター・プレイヤーの中で、最高なプレイヤーはヘンドリックスとJJケイルだ」と称賛している。2006年にグラミー賞(最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム部門)を受賞。才能が称賛される中、地位と名誉を得ることを目的としなかったJJケイル。惜しくも2013年に心臓発作でこの世を去った。
 

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