カート・コバーンのカーディガンとカスタム・ギターがオークションに

ニルヴァーナ1994年の『MTV Unplugged In New York』は来月で25周年を迎えますが(10月8日MLCニュース参照)、このライヴでカート・コバーンが着ていたオリーヴ・グリーンのカーディガンと、コバーンがニルヴァーナの「In Utero」ツアーで使用していた1993年製のフェンダー・ムスタング・ギターが、10月25日と26日に開催されるジュリアンズ・オークションに出品されることになりました。
この「Manhattan(マンハッタン)」というブランドのカーディガンは、2015年にもオークションに出されており、当時の推定落札価格は6万ドル(約650万円)でしたが、投資目的のビジネスマンが13万7,500ドル(約1,480万円)で落札していました。
今回のオークションでは、最低落札価格が20万ドル(約2,150万円)になっていましたが、カーディガンには30万ドル(約3,230万円)以上の値が付くと予想され、すでに設定価格をクリアしています。
この「Manhattan(マンハッタン)」というブランドのカーディガンは、2015年にもオークションに出されており、当時の推定落札価格は6万ドル(約650万円)でしたが、投資目的のビジネスマンが13万7,500ドル(約1,480万円)で落札していました。
今回のオークションでは、最低落札価格が20万ドル(約2,150万円)になっていましたが、カーディガンには30万ドル(約3,230万円)以上の値が付くと予想され、すでに設定価格をクリアしています。

このカーディガンは、アクリルとモヘアなどの混合素材で、五つあるボタンのうち一つは取れて無くなっており、左右のポケット部分には変色やシミがあり、片方のポケットにはタバコによる焼け焦げた穴があるそうですが、オークション会社によると、シミや汚れがついたまま、このように一度も洗濯されていない状態であることが重要なのだそう。
2015年に所有者となった匿名希望のビジネスマンは、このカーディガンを衣類用の中性紙に包み、金庫の中に保管していたそうで、オークション会社も、同様の薄紙に包み、プラスチック・ケースに保管しているといいます。
コバーン家の娘フランシス・ビーンのベビーシッターで、1994年にコバーンが他界した後、コートニー・ラヴからカーディガンをもらったことを証明する友人のジャッキー・ファリーが書いた直筆の手紙も付いてくるとのこと。
また、左利き用にカスタマイズされたターコイズ色のフェンダー・ムスタングは、数年間「ロックの殿堂」ミュージアムに展示されていたもの。落札価格は、30万ドル(約3,230万円)から50万ドル(約5,380万円)になると予想され、こちらには、このギターがコバーンのお気に入りだったことを証明するコートニー・ラヴの手紙が付いてくるそうです。

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