レーナード・スキナード1977年の飛行機事故をテーマにした伝記映画、ハリウッドの映画祭で初公開

レーナード・スキナードのメンバー数人が亡くなった1977年の悲惨な飛行機事故の真実を描いた伝記映画『Street Survivors : The True Story Of The Lynyrd Skynyrd Plane Crash』が、2月16日のハリウッド・リール・インディペンデント映画祭（Hollywood Reel Independent Film Festival）で初上映されることになりました。
 
クレオパトラ・エンターテイメントが制作し、ジャレッド・コーン（Jared Cohn）が監督と脚本を手掛けたこの映画は、事故の生存者でレーナードの元ドラマーだったアーティマス・パイルの視点から描かれ、パイルは事実を出来るだけ正確に伝えるために監督と脚本作りに携わったほか、映画のナレーションを担当し、サントラにオリジナル曲も提供しました。
 
パイルはプレス・リリースで、「映画のストーリーは俺の物語でもあり、飛行機事故だけでなく、俺が兄弟のように愛した天才ロニー・ヴァン・ザントとの個人的な関係についても描かれている」と説明しています。
 
この映画は2016年に制作が始まりましたが、2017年にレーナードのメンバーらが、「パイルは1988年に交わしたバンド名の利用に関する合意に違反している」として訴えたため制作が中止になり、2018年にパイル側が勝訴したことでようやく今回の公開に漕ぎつけました。
 
映画はハリウッドの映画祭で初上映された後、今年の春には全米の映画館で一般公開され、6月30日にはビデオ・オン・デマンドとオフィシャル・サウンドトラックがリリースされる予定です。