メロディ・ガルドー、世界中のリモート参加ミュージシャンと作り上げた新曲をシングル・リリース&MV公開
先日、営業を再開したアビイ・ロード・スタジオでの最初の録音を行なったことをお伝えした(6月8日MLCニュース)、在仏米国人ジャズ・シンガーのメロディ・ガルドー。そのスタジオ入りはこの新曲の仕上げの作業だったのでしょうか。やさしい新曲の配信リリースです。
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〈以下メイカー・インフォメーションより〉
仏在住のアメリカ人ジャズ・シンガー、メロディ・ガルドーが新曲『フロム・パリ・ウィズ・ラヴ』を急遽デジタル・シングルとしてリリースした。これはヘルスケア・ワーカー支援のため、ガルドー自身が先月世界中のミュージシャンに呼び掛けたリモート参加でのレコーディングにより作り上げられたもので、収益の一部は慈善団体に寄付される。この呼び掛けに応じたミュージシャンは400人を超え、最終的に集まったおよそ1,000の応募の中から選び抜かれた16か国のプレイヤーがプロジェクトに参加。日本からはジャズ・ヴァイオリンの第一人者である寺井尚子がレコーディングに参加している。
楽曲はガルドーが「いつかすぐあなたに会えるわ」とコロナ禍での希望を語りかけ、プロデューサーのラリー・クライン(ジョニ・ミッチェル、ハービー・ハンコック他)、指揮者・アレンジャー・作曲家のヴィンス・メンドーサ(ビョーク、エルヴィス・コステロ他)といったグラミー賞受賞チームによりオーケストレーションされた美しいトラックとなった。
ガルドーは今作について、「今回のプロジェクトは、音楽が国境を超えるということを体現していると言えます。今この世界で起こっていることに対峙するためには、愛で皆が繋がることが必要です。世界中から様々な才能が集い、このユニークな作品を創り上げられたことをとても幸せに思います」と語っている。
同楽曲のミュージックビデオはすでに公開中。こちらは世界中の人々からエントリーを募ったメッセージと映像を使用した、今回のプロジェクトを象徴する内容となっている。
このビデオについてガルドーは、「このビデオはデジタルのポストカードのようなもので、現在行動を制限されている世界中の人々やミュージシャンによって作り上げられたものです。この状況の中で希望を必要としている場所にこのメッセージが届き、世界中の人々が愛で繋がれることを願っています。このプロジェクトに参加してくれた皆に感謝したいと思います」とコメントしている。
2015年の『カレンシー・オブ・マン~出逢いの記憶~』以来、ライブ盤の発表を挟んで実に5年振りの新曲リリースとなったメロディ・ガルドー。今後の展開にも期待がかかるところだ。
■メロディ・ガルドー各種リンク
■シングル情報
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