エルヴィス・コステロ、『Spanish Model』のドキュメンタリー・シリーズが9月13日にスタート

コステロのアイディアから生まれたアルバム『Spanish Model』には、コステロのバンド、ジ・アトラクションズのオリジナル・インストゥルメンタル演奏に合わせ、ラテン・ポップ／ロックの著名なアーティストらがスペイン語で歌った16曲が収録されており、グラミーやラテン・グラミー受賞歴のあるセバスチャン・クリスがプロデュースとミキシングを手掛けました。

6部構成のドキュメンタリーは、9月13日から9月24日まで、2度ある月、水、金に1話ずつ計６エピソードが公開され、オリジナル・アルバム『This Year’s Model』と新たに生まれ変わった『Spanish Model』にまつわるストーリーや、ラテン・アメリカにおけるアルバムの人気と影響、アーティストと『This Year’s Model』との個人的な繋がり、コステロの音楽に対するアーティストたちの愛情、彼らが『Spanish Model』に参加した理由などが描かれており、『Spanish Model』の参加アーティストや、同アルバムのプロデューサーを務めたセバスチャン・クリスのインタヴュー、オリジナル・アルバムを作ったコステロとジ・アトラクションズのメンバー、エンジニア、プロデューサーのニック・ロウのインタヴューがフィーチャーされています。

ドキュメンタリーの監督を務めたホセ・ティランは、次のようにコメントしています。
「『This Year’s Model』が、なぜ、どのようにして『Spanish Model』になったのか、そのストーリーを伝える6つのヴィジュアル・コンテンツの開発において、コステロと仕事をしたことに興奮しています。これは非常にユニークで全く新しいコンセプトであり、ストーリーを語るプロセスは、やりがいのある冒険的なものになりました。オリジナル・アルバムのDNAが、音楽とテーマの両方において、スペイン語を話すアーティストとオーディエンスの共感を呼んでいるのは、驚くべきことです」

またコステロは、「ホセがこの作品で捉えたユーモアとハートが大好きなんだ。登場した人々の声を聞き、新しい友人たちの顔を見るのは最高だよ。仲間が全員ここにいる。最後にもう一度、気持ちを込めて」と、語っています。
なお、アルバム『Spanish Model』から、コロンビアのシンガー／ソングライター、セバスチャン・ヤトラをフィーチャーした「Llorar（Big Tears）」のミュージック・ビデオも公開されています。