ザ・フーのドラマー、キース・ムーンの伝記映画が6月から撮影開始に

ザ・フー公式フェイスブック・ページより、昨年8月23日、キース・ムーン75回目の誕生日を祝う投稿。
ザ・フーのドラマー、キース・ムーンの伝記映画がようやく製作されることなり、今年の6月から撮影が開始されるそうです。
同映画には、1973年のアルバム『Quadrophenia』(邦題『四重人格』)の収録曲に因み、『The Real Me』という仮タイトルが付いており、2000年代初期から同作のコンセプトを考えていたというロジャー・ダルトリーと、ピート・タウンゼントがエグゼクティヴ・プロデューサーで参加、薬物の過剰摂取により32歳で他界したキース・ムーンの波乱万丈な生涯に焦点を当てています。

エンタメ・サイトの「Variety」によると、監督は、TVドラマ・シリーズの『The Crown』や『White House Farm』(邦題『ホワイトハウス・ファームの惨劇』)を手掛けたポール・ウィッティントンが担当し、脚本は、イギリス人脚本家のジェフ・ポープが執筆。製作は、マーティン・スコセッシ監督によるジョージ・ハリスンのドキュメンタリー映画『George Harrison : Living in the Material World』や、ロン・ハワード監督によるビートルズのドキュメンタリー映画『Eight Days a Week : The Touring Years』を担当したホワイト・ホース・ピクチャーズとのことですが、キャストはまだ発表されていません。

ロジャー・ダルトリーは2018年「BBC 6Music」に対し、次のように語っていました。
「ムーンの役は、俳優とその俳優の目にものすごくかかっているよ。ムーンの目つきは尋常じゃなかったから、俳優の目つきで選ぶ必要があるんだ」

「ムーンのようなミュージシャンを演じる俳優を探すのは難しいかって? なんでキースがミュージシャンだと思うわけ? キースだったらこう言うよ。『何を言いやがる! ミュージシャンだって? 俺はドラマーだよ!』ってね」

「実際、世間はキースのことをよく知らないんだ。バンド以外の人間が、俺たちのように彼を本当に知っていたかどうか、俺にはわからない。彼はかなりの変わり者だったからね」
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