グリーン・デイやイギー・ポップらがロシア公演をキャンセル、ポール・マッカートニーやブライアン・メイらもウクライナにメッセージ

グリーン・デイ「現状を踏まえると気持ちが打ち沈み、モスクワのスパルタク・スタジアムでの公演(5月29日)を中止する必要があると感じています。今はスタジアムでロック・コンサートをする時ではなく、もっと重大な事が起きていると認識しています。しかしながら、ロックンロールは永遠であり、将来的に僕らがモスクワに戻れる時期と場所があると確信しています」
イギー・ポップ「7月10日にモスクワで開催されるパーク・ライヴ・フェスティバルへの出演をキャンセルします。現状を考慮すれば必然的なことです。我々の思いは、この暴力に反対し、平和を求めるウクライナ人と全ての勇敢な人々の心に寄り添っています」
ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズは、ロシアだけでなくウクライナでの公演も予定されていたようで、以下のようなメッセージを発表しています。「現状を踏まえると、今年の夏にロシアとウクライナで予定していた公演を中止せざるを得ません。我々の思いと愛は、ウクライナの勇敢な人々と英雄的リーダーと共にあり、そしてこの馬鹿げた戦争に苦しんでいる全ての方々の心に寄り添っています。ウクライナの皆さん、我々はあなた方と、この残虐行為に反対しているロシアの人々を支持しています。この狂気が間もなく終焉を迎えますよう」
また、ロシア公演の予定はないものの、2008年のキエフ公演で「Give Peace a Chance」を歌ったポール・マッカートニーは、当時の写真と共に次のようにツイートしました。
「2008年にウクライナの独立広場で我らの友のために演奏したことを思い出し、この辛い時期に彼らのことを思っています。僕らの愛と支援を送ります」
クイーンは2008年9月、ウクライナ北東部の主要都市ハリコフでコンサートを行なっており、ブライアン・メイのインスタには写真と共に次のように綴られています。
「ウクライナには、素晴らしかった時間の素晴らしい思い出がたくさんある。これは、2008年にハリコフの自由広場で行なった忘れられないショウの写真です。21世紀に、ウクライナ人の平和な生活が不合理に壊滅されるなど信じ難く、世界が現状をただ見守っているだけというのは耐え難いことです。親愛なる友人、皆さんのために平和を祈っています」
その他にも、ポール・スタンレーやパール・ジャム、スティーヴィー・ニックス、デヴィッド・カヴァデール、レッチリのフリー、アクセル・ローズ、エルトン・ジョン、デヴィッド・ギルモアらもメッセージを公開し、デュラン・デュランはツイッターでウクライナへの寄附を呼び掛けています。
※本記事中で引用したもの以外にも、多くのアーティストのメッセージが以下の海外記事にまとめられていますので、そちらもぜひご覧ください。
guitar.com
BRIAN MAY, PAUL STANLEY, PEARL JAM: THE MUSIC WORLD REACTS TO RUSSIA’S INVASION OF UKRAINE
ultimateclassicrock.com
ROCKERS REACT TO THE WAR IN UKRAINE


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