ルイス・ヴァスケスのポスト・パンク・プロジェクトのザ・ソフト・ムーン、4年振り5作め『イグジスター』リリース

ザ・ソフト・ムーンは、米国人シンガー・ソングライターのルイス・ヴァスケスによるソロ・プロジェクト。4年ぶり5作めとなるニュー・アルバムをリリース、それに合わせいかにもポスト・パンク的80年代風シンセ・サウンドが特徴的な新曲をリリースです。

〈以下メイカー・インフォメーションより〉
 
米ジョシュア・ツリーをベースとするルイス・ヴァスケスのポスト・パンク・プロジェクト、ザ・ソフト・ムーン。4年振りとなる自身5枚目のアルバム『イグジスター』をリリース。
●「このアルバムのポイントは、僕が感じるすべての感情を共有することだった。同じ曲は2つとない。人間として世界に存在し、人生を通して様々な感情や経験を経験することについての作品だ」とザ・ソフト・ムーン(The Soft Moon)こと、ルイス・ヴァスケス(Luis Vasquez)は語る。アルバムがヴァスケスにとって個人的なものとして存在する理由は、その制作期間中に彼の人生が多くの変化を遂げたからだ。彼は長年住んだベルリンを離れ、個人的/音楽的なスペースを見つけるため、ジョシュア・ツリーに移った。「これまで経験したことのないような自由を得た。そのひとつは、これまでスペースの制約でできなかったドラムの演奏が可能になったことだ。僕は常に、やりたいことをすべてやるだけの自由がない、と不満に思っていたが、今回は文字通り、すべてを自由に使うことができた」とヴァスケスは語る。ジャケットには幼い頃のヴァスケスの写真が使われているが、これは、アルバムが母子の関係を中心に、若い頃の自分との再会を描いたものとなっているからだ。ヴァスケスによると、随所で耳にするのは子供の頃の彼であり、「このアルバムは、おそらく僕が最も傷ついた作品だ。今までで最も傷つきやすいレコードだと思う」と彼は語っている。確かに、アルバムの中核に見られるのは痛み、怒り、脆弱性、傷ではあるが、そこには深い希望と美の感覚も存在する。この不快から安心への移行は、レコードを制作し、癒しを経る際、ヴァスケスにとって重要な鍵となった。クリエイティヴなプロセスが拷問的で恐怖を引き起こすと感じることのあるアーティストにとって、これはカタルシスをもたらす為のプロセスだったのだ。

■More info:Big Nothnig
商品情報
The Soft Moon
『Exister』


Amazon Music・MP3(2022/9/23)¥1,600
CD(2022/9/28)輸入盤
ザ・ソフト・ムーン『イグジスター』
The Soft Moon/Exister

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
SBR292JCD[CD/国内流通仕様]
定価:未定

1. Sad Song
2. Answers
3. Become The Lies
4. Face is Gone
5. Monster
6. The Pit
7. NADA
8. Stupid Child
9. Him (feat. fish narc)
10. Unforgiven (feat. Alli Logout)
11. Exister

 

商品情報
The Soft Moon
『The Soft Moon』


Amazon Music・MP3(2010/11/16)¥1,600

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