ジャック・ジョンソン、新作『ミート・ザ・ムーンライト』本日リリース。日本独自企画DVD付き限定盤も発売!

Pic : Morgan Maassen

ジャック・ジョンソン、5年ぶりとなるニュー・アルバム『ミート・ザ・ムーンライト』が本日発売に。日本では独自企画の “観るベスト・アルバム” 的DVD付き限定盤も発売されます。

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

ジャック・ジョンソン、本日リリースされたニュー・アルバム『ミート・ザ・ムーンライト』を波に例えるとしたら? 日本では、日本好きなジャックが特別に許可してくれた “観るベスト・アルバム” 的DVD付き限定盤も発売!

音楽やサーフィンを自らのカルチャーとして育み、SDGsという言葉が生まれる前から積極的に自然との共存を訴え行動してきたアーティスト、ジャック・ジョンソン。今日、6月24日に約5年ぶりとなるニュー・アルバム『ミート・ザ・ムーンライト』をリリースした。
 
“月明りに出会う” と題されたアルバム・タイトルについてジャックはこう語る。
 
「夢を見るのは大事だが、夢を見過ぎて、今目の前にあるコネクションを忘れてはならない。月明かりに出会う、つまり美しい状況に自分がいるためには、扉を開け、扉を越えさえすればいい。月明かりに会うのは簡単なこと。外に出ればいい。人生において、シンプルな選択が大きな効果につながることもあるんだよ、ということなんだ」
 
世界的に未曾有の事態となったコロナ禍の中、ジャックにとっては、改めて自らの生活、世界、環境、音楽について考える機会にもなったようだ。
 
1stシングルとなった「ワン・ステップ・アヘッド」のミュージック・ビデオがつい先日公開となったが、その曲でも今の社会を彼なりに描いている。ジャック曰く
 
「この曲で歌っているのは……今のこの悪くなる一方の世界の状況の中で、人はSNSだけでなくメディア全体から発信される、ものすごい量の情報に常に晒されているということ。君が世界が良くなると信じようが信じまいが、情報は押し寄せてくるし、残念なことにその情報の多くがネガティヴ寄りでシニカルなものばかりだ。でも闇が迫ってくるように感じられたとしても、一線を越えてしまったように思えたとしても、僕ら自身がその守るべき一線なのであって、実際に越えてしまったら逆戻りはできない。“ワン・ステップ・アヘッド” はそんな思いを瞑想しているんだ」

今作では、これまでにアラバマ・シェイクス、パフューム・ジーニアス等を手掛けてきたブレイク・ミルズをプロデューサーに迎え、ロサンゼルスとハワイにてジャックとブレイクの一対一のコラボレーションによって制作された。これまで通りのジャックらしいメロディと、これまでにないブレイク・ミルズを迎えたことによるサウンドの進化が、これまで反応してこなかった人からも国内外で絶賛をされている。そして、ジャックは今作をサーフィンの波に例えると?という質問に対してこう答えている。
 
「今回のアルバムも、その日のコンディションがどうであれ、そこから最大限を引き出そうとしている。たとえ風が少しサイドショアで、雲が出ていて、海に入ると水が冷たかったとしても、その中で、なるべくいい波に乗ろうとしているってことさ」
 
環境問題に積極的に取り組んでいることでも有名なジャックだが最近の活動としてコクア・ラーニング・ファームでの活動を挙げている。
 
「今、取り組んでいるのはコクア・ラーニング・ファームだ。コクア・ハワイ財団はできてもう20年になる。その間、学校の花畑や菜園を作るのを助けたり、ハワイ島内の農場で子供たちが学べる課外授業を企画したり、授業内プロジェクトのための助成金を援助したり、学校を中心に様々な取り組みをしてきた。コクア・ラーニング・ファームは子供たちが野菜を育てたりできる体験学習型の農園だ。幸い敷地内には泉が沸いていて淡水がふんだんにあるので、kalo(タロイモ、古代ハワイの主食)を育てる伝統的農法も実践できる。また原生湿地帯を作ることで、消えていた在来の鳥や虫が戻るようになったんだ」
 
これまで日本で何度もプレイしてきて、日本のことも日本の文化も大好きだと語るジャック。上記の発言は、日本のみで発売が許可された『ミート・ザ・ムーンライト』のデラックス版CD+DVDのDVDに収録された最新インタヴューからの抜粋だ。このDVDには約20分の最新インタヴューの他に、新作から2曲のミュージック・ビデオをはじめ、過去のアルバムから1曲ずつミュージック・ビデオやライヴ・ビデオが全10曲分収録されており、まさに “観るベスト・アルバム” と呼べるような作品となっている。
 
このアルバムのリリースにあわせて、アメリカのツアーを開始したジャック。そのDVDに収録されたインタビューの最後には「(また会える時まで)“気をつけて”」と日本語で挨拶をしてくれている。“ひさしぶり!” とここ日本でまたジャックに言える日を心待ちにしたいと思う。
 
〈リリース情報〉
ジャック・ジョンソン『ミート・ザ・ムーンライト』
Jack Johnson/Meet The Moonlight

また、旅へ出よう、2022年を抱きしめて自分の歩幅で一歩前へ
リリース詳細はこちら
 
日本独自デラックス盤CD+DVD(数量生産限定): UICU-9108 3,960円(本体3,600円 税率10%)
〈CD〉
アルバム『ミート・ザ・ムーンライト』
〈DVD〉
・最新インタビュー映像(約20分)
・まさに “観るベスト・アルバム”! これまでのミュージック・ビデオ、ライヴ・ビデオ10曲を特別収録!
1. Open Mind/オープン・マインド
2. 3AM Radio/3AM・レディオ
3. Calm Down/カーム・ダウン
4. One Step Ahead/ワン・ステップ・アヘッド 〈シングル〉
5. Meet The Moonlight/ミート・ザ・ムーンライト
6. Don't Look Now/ドント・ルック・ナウ
7. Costume Party/コスチューム・パーティー
8. I Tend To Digress/アイ・テンド・トゥ・ディグレス
9. Windblown Eyes / ウィンドブロウン・アイズ
10. Any Wonder/エニー・ワンダー
 
DVD収録内容
●ビデオ
One Step Ahead(Loopy Style)/ワン・ステップ・アヘッド(ルーピー・スタイル)
Meet The Moonlight(Music Video)/ミート・ザ・ムーン・ライト(ミュージック・ビデオ)
My Mind Is For Sale(Lyric Video)/マイ・マインド・イズ・フォー・セール(リリック・ビデオ)
I Got You(Music Video)/アイ・ガット・ユー(ミュージック・ビデオ)
You And Your Heart(Music Video)/ユー・アンド・ユア・ハート(ミュージック・ビデオ)
If I Had Eyes(Music Video)/イフ・アイ・ハド・アイズ(ミュージック・ビデオ)
Upside Down(Music Video)/アップサイド・ダウン(ミュージック・ビデオ)
Better Together(Live In Paris)/ベター・トゥゲザー(ライヴ・イン・パリ)
The Horizon Has Been Defeated(Music Video)/ホライゾン・ハズ・ビーン・ディフィーティッド(ミュージック・ビデオ)
Flake(A Weekend At The Greek-Stereo)(Live)/フレイク(ア・ウィークエンド・アット・ザ・グリーク・ステレオ)(ライヴ)
●インタビュー(2022年収録)(約20分)
■アーティスト情報>

オフィシャルHP
オフィシャルinstagram
日本公式HP

商品情報
ジャック・ジョンソン
『ザ・エッセンシャルズ』


CD(2018/7/4)¥2,336
商品情報
ジャック・ジョンソン
『Sleep Through the Static』


Amazon Music・MP3(2008/2/5 )¥1,500
CD(2008/2/5)輸入盤
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