マンハッタン・トランスファー、結成50周年記念の新作『フィフティ』国内盤が11/2リリース決定! シングルも先行リリース!

マンハッタン・トランスファーの結成50周年を記念する最新スタジオ・アルバム発売についてはすでにお伝えしましたが(8月5日MLCニュース参照)、その国内盤リリースが決定しました。先行シングルもリリースされています。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ヴォーカル・グループのレジェンド、マンハッタン・トランスファーの結成50周年を記念したニュー・アルバム『フィフティ』の日本盤SHM-CDが11月2日(水)にリリース決定! 全編オーケストラ仕様の豪華アルバムからシングル「パラダイス・ウィズイン」が先行リリース!

グラミー賞を計10回受賞しているヴォーカル・グループのレジェンド、マンハッタン・トランスファーが新アルバム『Fifty』の日本盤SHM-CDを11月2日(水)にリリースすることが決定し、シングル「パラダイス・ウィズイン」を公開した。
結成50周年を記念して制作された新アルバム『フィフティ』はドイツのケルン放送管弦楽団、グラミー受賞者のホルヘ・カランドレッリ 、 ヴィンス ・メンドーザなどの交響楽団編曲者、アマンダ・テイラーなどのヴォーカル編曲者とともにマンハッタン・トランスファーのヒット曲をオーケストラ仕様でレコーディングした作品で、彼らの名曲「Chanson D'Amour」「Twilight Zone/Twilight Tone」「The Man Who Sail Around His Soul」は新たに編曲された新ヴァージョンを収録している。

また今回公開されたシングル「Paradise Within」は、元々アルバム『The Junction』に収録されていた曲でエキゾチカのパイオニアであるレス・バクスターが作曲したものだが、ケルン放送管弦楽団と共にレコーディングし、グラミー賞を何度も受賞している作曲家・編曲家のジョルジ・カランドレッリにオーケストレーションを依頼したオーケストラ・ヴァージョンでオリジナルとは異なったゴージャスな仕上がりとなっている。

更に、ジョージ&アイラ・ガーシュウィンの「The Man I Love」(グループ初録音)とビーチ・ボーイズの「神のみぞ知る」という不朽の名曲のカヴァーも収録。CDのブックレットには、共同創設者であるアラン・ポールによるライナーノーツが掲載されており、マンハッタン・トランスファーの比類なき業績について振り返っている。

コロナ禍によるロックダウン中に、複数の地域でレコーディングされた本作は、2020年1月にマンハッタン・トランスファーがケルン放送管弦楽団とケルンでコンサートを行なった後にインスピレーションを得て制作された作品だという。バンドの共同創設者、アラン・ポールは「グループとシンフォニーとのコラボレーションは、とても爽快で楽しい体験だったので、みんなでレコーディングをしたらたら素晴らしいだろうと思った」と振り返っている。しかし、パンデミックによって各国間の往来が停止されると、事態は少し複雑になり、ヴォーカル・プロデューサーのデイヴ・トーマス(テイク6)の指導のもと、リズム・セクションは米国ニュージャージーとマンハッタンで録音し、交響楽団は西部ドイツ放送のスタジオで各パートを分離して作業するなど、段階的に録音を完成させた。 アルバムの選曲について、アラン・ポールは「50年にわたる我々の音楽の重要な変遷を表すような曲を選びたかった。かなり手ごわい仕事だった。僕らが興味を持ったのは、グループの歴史の中で重要な瞬間を表すような曲や、必ずしもヒット曲ではないけれど、僕らが本当に好きな曲を選ぶことだったんだ。また、これはコラボレーションなので、シンフォニーにインスピレーションを与え、うまく機能するような曲を選ぶことも重要な事だった」と語っている。その結果、現代音楽界で最も偉大なヴォーカル・グループの50周年をを称えるにふさわしい、刺激的な作品に仕上がっている。 

「私たちの50周年記念とファイナル・ワールド・ツアーを始めるにあたり、皆さんが私たちの音楽の旅にもたらしたすべての喜びに謝意を表したいと思います。お会いできるのを楽しみにしています」とバンドはこれから行なう世界ツアーについてコメントしている。

シングル「Got Only Knows」のMVはこちら。

■国内盤アルバム情報
マンハッタン・トランスファー『フィフティ』
The Manhattan Transfer/Fifty

日本盤SHM-CD発売日:2022年11月2日(水)(配信は9月23日)
品番 : UCCO-1239
定価 : 2,860円(税込)

※日本盤は歌詞対訳、アラン・ポールによるライナーノーツ、各曲解説の翻訳付。

1. アグア/Agua
• Original version from the 1987 album “Brasil”
2. ザ・マン・アイ・ラヴ/The Man I Love
• Song not previously released by the band
3. パラダイス・ウィズイン/Paradise Within
• Original version from the 2018 album “The Junction”
4. オン・ア・リトル・ストリート・イン・シンガポール/On A Little Street In Singapore
• Original version was a single from 1978, from the album “Pastiche”
5. ザ・マン・フー・セイルド・アラウンド・ヒズ・ソウル/The Man Who Sailed Around His Soul
• Original version from the 2018 album “The Junction”
6. トワイライト・ゾーン/トワイライト・トーン/Twilight Zone / Twilight Tone
• Original version was a single from 1980, from the album “Extensions”
7. ブルース・フォー・ハリー・ボッシュ/Blues for Harry Bosch
• Original version from the 2018 album “The Junction”
8. シャンソン・ダムール/Chanson D'Amour
• Original version was a single from 1977, which reached #1 in the U.K. From the album “Coming Out”
9. ホワット・ゴーズ・アラウンド・カムズ・アラウンド/What Goes Around Comes Around
• Original version from the 1991 album “The Offbeat of Avenues”
10. 神のみぞ知る/God Only Knows
• Beach Boys Cover

■アーティスト各種リンク
ユニバーサルミュージック公式HP
Manhattan Transfer Official site
Official Facebook
Official twitter
Official Instagram
YouTubeチャンネル

■バイオグラフィ
結成50周年を迎えたマンハッタン・トランスファーは、ポップスやジャズのヒット曲で比類なきキャリアを築いてきた男女4人組ヴォーカル・グループ。メンバーのソロなども含め、これまでグラミー賞に20回ノミネートされ、その内10回の受賞を獲得し、ヴォーカル・グループの殿堂入りを果たした。グループの創設者、ティム・ハウザーがニューヨークのタクシー運転手として生活費を稼いでいた1972年にマンハッタン・トランスファーを結成。さまざまな音楽スタイルを真正面から受け入れ、なおかつアメリカのポピュラー音楽の中でユニークなものを創造できるヴォーカル・ハーモニー・カルテットを結成することを熱望していたティムは運転手をしていたタクシーの中で、メンバーに加入するローレル・マッセとジャニス・シーゲルと運命的に出会い、当時ブロードウェイの『グリース』に出演していたアラン・ポールが男声の追加メンバーとして加入。バンド結成後すぐに、名門アトランティック・レコードと契約。1975年にはセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースした。このアルバムからのセカンド・シングル「オペレーター」がグループ初の全米ヒットとなる。その後、「The Boy From New York City」「Twilight Zone / Twilight Tone」などのヒット曲が続き、ジャズの名曲「Birdland」のヴォーカル・リメイクでグラミー賞を初めて2度受賞したその後。1979年、シェリル・ベンティーンがローレルの代わりにバンドに加入。

1981年には、「Boy From New York City」で最優秀ポップ・パフォーマンス、「Until I Met You(Corner Pocket)」で最優秀ジャズ・パフォーマンスを受賞し、同年のグラミー賞でポップスとジャズの両部門を制した史上初のグループとなった。1985年に発表したアルバム『Vocalese』でグラミー賞に12部門ノミネート、当時マイケル・ジャクソン『Thriller』に次ぐ1年間で最もノミネートされたアルバムとなった。2014年にはトリスト・カーレスが加入。

マンハッタン・トランスファーはその素晴らしいキャリアの中で19枚のシングルと29枚のアルバムをリリース。数々の世界ツアーと数百万枚のレコード・セールスを誇るマンハッタン・トランスファーは、世代を超えて、ユニークで並外れたメロディとジャズを取り入れたヴォーカルを新しいオーディエンスや既存のオーディエンスに届け続けている。

商品詳細
マンハッタン・トランスファー
『The Very Best Of The Manhattan Transfer』


Amazon Music・MP3(1994/1/25)¥1,900
商品詳細
マンハッタン・トランスファー
『アカペラ・クリスマス』


CD(2004/11/26)¥2,502
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