ジ・オーブの新作が完成。アレックス・パターソン&マイケル・レンダールで18枚目のアルバム『プリズム』リリース

アンビエント・ハウス・グループとして90年代に世に出て以降、アレックス・パターソン(画像左)を軸に顔ぶれを変えつつコンスタントな活動を続けているジ・オーブですが、この度2020年の前作『Abolition of the Royal Familia』以来、マイケル・レンダールを相棒に迎えた新作『プリズム』リリース(4月28日発売)です。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉

アレックス・パターソンによるエレクトロニックの巨人、ジ・オーブの新作が完成。再びマイケル・レンダールをパートナーとして起用した18枚目のアルバム『プリズム』、リリース。アルバムより、「Living In Recycled Times」のビデオを公開。

●2023年4月28日にクッキング・ヴァイナル(Cooking Vinyl)からリリースされるジ・オーブ(The Orb)18枚目のアルバム『プリズム(Prism)』は、アレックス・パターソン(Alex Paterson)とマイケル・レンダール(Michael Rendall)のデュオによる3作目となる。このアルバムでは、アンビエント、ハウス、ダブはもちろん、詩、ポップ、本格的なドラムンベース、レゲエまで、幅広いジャンルが自由自在に操られている。また、デヴィッド・ハロウ(David Harrow:Anne Clarke、Psychic TV、Razormaid、Adrian Sherwood、Andy Weatherall)とガウディ(Gaudi:Max Romeo、Capleton、Johnny Clarke、Desmond Dekker)をフィーチャー。その他、ジ・オーブの常連であるユース(Youth)、ヴァイオリニストのヴィオレータ・ヴィッチ(Violeta Vicci)、コンパクト(Kompakt)・レコードのOBであるレオナルド・フレスコ(Leonardo Fresco)、メタモノ(Metamono)のジョノ・ポドモア(Jono Podmore)、ギタリストでアレックスの昔からの親友であるデヴィッド・ロフツ(David Lofts)、ヴォーカリストのエリック・フォイン・スカイウォーカー(Eric Von Skywalker)、アンディ・ケイン(Andy Cain)、レイチェル・ダーシー(Rachel D'arcy)等がゲストとして参加している。

●ジ・オーブは1988年にキリング・ジョーク(Killing Joke)のローディであったアレックス・パターソンとThe KLFのジミー・コーティ(Jimmy Cauty)により、ロンドンで結成された。1990年にはジミー・コーティが脱退。以降はアレックス・パターソンを中心に活動が行なわれ、アンビエント・ハウスやプログレッシヴ・ハウスを確立したエレクトロニック・ミュージック・グループとして、今尚、絶大な人気を誇っている。1991年にデビュー・アルバム『The Orb's Adventures Beyond the Ultraworld』をビッグ・ライフ(Big Life)よりリリース。翌1992年のセカンド・アルバム『U.F.Orb』はUKチャートの1位を獲得する。その後、グループはアイランド(Island)へ移籍。1993年のライヴ・アルバム『Live 93』、1994年のミニ・アルバム『Pomme Fritz』を経て、『Orbus Terrarum』(1995年)、『Orblivion』(1996年)、『Cydonia』(2001年)とアルバムをリリース。2004年にはクッキング・ヴァイナルより『Bicycles & Tricycles』、2005年にはコンパクトより『Okie Dokie It's the Orb on Kompakt』、2008年にはリキッド・サウンド・デザイン(
Liquid Sound Design)より『The Dream』、2009年にはマリシャス・ダメージ(Malicious Damage)より『Baghdad Batteries(Orbsessions Volume III)』とレーベルを変えながらアルバムをリリース。2010年にはピンク・フロイド(Pink Floyd)のデヴィッド・ギルモア(David Gilmour)をフィーチャーしたアルバム『Metallic Spheres』をコロンビア(Columbia)よりリリースし、UKチャートの12位記録した。その後、クッキング・ヴァイナルより『The Orbserver in the Star House』(2012年)、『More Tales from the Orbservatory』(2013年)と2枚のアルバムをリリース。この2枚ではリー “スクラッチ” ペリー(Lee “Scratch” Perry)がフィーチャーされた。2015年には10年振りにコンパクトよりアルバム『Moonbuilding 2703 AD』をリリース。翌2016年には『COW/Chill Out, World!』、2018年には『No Sounds Are Out Of Bounds』、2020年には『Abolition of the Royal Familia』をクッキング・ヴァイナルよりリリースした。

■More info:Big Nothing

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ジ・オーブ『プリズム』
The Orb/Prism

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
世界同時発売、解説付、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)

商品情報
The Orb
『Prism』


CD(2023/4/28)輸入盤
1. H.O.M.E
2. Why Can You Be In Two Places At Once When You're Not Anywhere At All
3. A Ghetto Love Story
4. Picking Tea Leaves & Chasing Butterflies
5. Tiger
6. Dragon Of The Oceans
7. The Beginning Of The End
8. Living In Recycled Times
9. Prism
※他、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)
商品情報
Sedibus
『The Heavens』


Amazon Music・MP3(2021/5/28)¥1,600
商品詳細
ジ・オーブ
『Orb's Adventures Beyond the Ultraworld』


CD(2006/8/1)輸入盤
商品詳細
ジ・オーブ
『U.F.Orb』
(Deluxe Edition)

Amazon Music・MP3(1992/7/6)¥2,100
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