ザ・ブードス・バンド、7/28発売のEP『フロンティアーズ・エッジ』より「Crescent Blade」をリリース。フジロックフェスティバル '23出演

今回MLCでは初紹介のこのザ・ブードス・バンドは、2005年にニューヨークで結成されたインスト・ロック・バンド。どこか60〜70年代の空気感をまとっており、そのサウンドはサイケだったりアフロだたりラテン/カリブ的なテイストや日本的旋律も登場したりする中、ハード・ロックやヘヴィ・メタルのテイストも加味されていたり。しかしそうしたあらゆる要素が渾然一体というよりは、きっちり整えられている具合はとても現代的。“無骨なスカパラ” という感じでしょうか。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ザ・ブードス・バンド、7月28日発売のニューEP『フロンティアーズ・エッジ』より、セカンド・シングル「Crescent Blade」をリリース。フジロックフェスティバル '23、出演。 

2005年にNYで結成されたアフロ・ファンク・サイケデリックバンド、ザ・ブードス・バンド。自らのレーベル、ダイアモン・ウェストからニューEP『フロンティアーズ・エッジ』をリリース。

●フジロックフェスティバル '23、出演決定

>>> https://www.fujirockfestival.com/

●『Frontier's Edge』は、熱く、エネルギッシュで、ジャンルを超越したグループ、ザ・ブードス・バンド(The Budos Band)のニューEPだ。バンドは伝説的なレコード・レーベル、ダプトーン・レコーズ(Daptone Records)に20年間在籍したが、『Frontier's Edge』は、ザ・ブードス・バンドのサックス奏者、ジャレド・タンケル(Jared Tankel)とギタリスト、トム・ブレネック(Tom Brenneck)が運営する新しいレーベル、ダイアモンド・ウェスト・レコーズ(Diamond West Records)からの初のリリースとなる。ザ・ブードス・バンドのダプトーン・レコーズからの離脱は良好なもので、長期の本拠地から離れるのは、バンドの進化による有機的な結果であった。「これは自然な成長だ。僕らはダプトーン・レコーズのサウンドからさらに遠ざかり、おそらく彼らが離れたがっていた領域へと入っていったからね」とブレネックは認める。こうして、『Frontier's Edge』は、ハングリーで情熱的な、次のエポックに突入するための準備となり、バンドは自身に中に新たな自律感を発見したのだ。「僕達はスタジオで力を発揮することができた。なぜなら、自分たちでプロデュースすることが出来るからね。僕が指揮を執るんだけど、バンドは自分たちが何をしたいのか完全に理解している」と、ブレネックは自己完結のための長いプロセスを誇らしげに語る。期待通り、『Frontier's Edge』は分析を拒絶し、バンドをありのままに表現した作品となった。バラバラに聴く必要性はなく、一度にすべてを感じ取ることができる。「どういうわけか、僕らは2日間で6曲も書いたんだ。そして、トムが僕らがやっていることを、まとまった形で一つにしてくれた」とザ・ブードス・バンドのドラマー、ブライアン・プロフィリオ(Brian Profilio)は語る。ザ・ブードス・バンドを初めて知る人であろうと、20年にわたる活動を通してバンドを追いかけてきた人であろうと、『Frontier's Edge』には彼らの音楽世界(アフロビート、エチオピア音楽、プロトメタル、その他、多々)が小宇宙として凝縮されている。ただヴォリュームを上げるだけで、ザ・ブードス・バンドを堪能できるのだ。

●ザ・ブードス・バンドはニューヨーク州スタテンアイランド出身のインストゥルメンタル・バンドで、ニューヨークのバンド、アンチバラス(Antibalas)が主催するジャム・セッションに参加した何人かで2005年に結成された。70年代のサイケデリック・インストゥルメンタル、ソウルの下地持つエチオピア音楽にインスパイアされたアフロ・ソウル、スウィートな60年代の要素も少し散りばめられる、とバンドは自らのサウンドを表現する。2005年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムでダプトーン・レコーズよりデビュー。2007年の『The Budos Band II』、2010年の『The Budos Band III』を経て、2014年には4枚目のアルバム『Burnt Offering』をリリース。ハード・ロックやヘヴィ・メタルの要素を取り入れたこのアルバムは大きな注目を浴びた。レーベルメイトでもあるシャロン・ジョーンズ(Sharon Jones)の死等もあり、一時、バンドは散り散りになるも、一部のメンバーが再結集して作られた2019年のアルバム『The Budos Band V』は、『Kerrang!』や『Rolling Stone』からも高い評価を獲得。2020年には 6枚目のアルバム『Long in the Tooth』をリリースした。

■More info:Big Nothing

■アルバム情報
ザ・ブードス・バンド『フロンティアーズ・エッジ』
The Budos Band/Frontier's Edge

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
DWR002JCD[CD/国内流通仕様]
世界同時発売

商品情報
ザ・ブードス・バンド
『Frontier's Edge』


Amazon Music・MP3(JUL 28 2023)¥900
CD(2023/7/28)¥2,530
1. Frontier's Edge
2. Devil Doesn't Dance
3. KRITN
4. Crescent Blade
5. Passage To Ashinol
6. Curled Steel
商品詳細
The Budos Band
『Long in the Tooth』


Amazon Music・MP3(OCT 09 2020)¥1,600
CD(2020/10/9)輸入盤
商品詳細
The Budos Band
『Burnt Offering』


Amazon Music・MP3(OCT 21 2014)¥1,600
商品情報
The Budos Band
『The Budos Band 』


Amazon Music・MP3(NOV 29 2005)¥1,600
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