ネイティヴ・アメリカンの伝統的な歌唱と現代的な音楽の対話──ビジキ『アンバウンド』7/24リリース

ネイティヴ・アメリカンの伝統的な歌唱を現代音楽のサウンドに乗せて送る、3人のミュージシャンによるプロジェクト、その名がビジキ。時に神聖に、時にノイジーにと、様々な響きを持つ歌声を、ルーツ・ミュージックに根ざした3人の作り出す現代的な音像が演出します。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉

才能あるソロ・アーティスト、S. キャリー、ディラン・ビジキンス・ジェニングス、ジョー・レイニーよるプロジェクト、ビジキ。パウワウでの伝統的な歌唱と現代的な音楽パレットの対話『アンバウンド』、ジャグジャグウォーよりリリース。
ジャグジャグウォー(Jagjaguwar)から2024年7月にリリースされるビジキ(Bizhiki)のアルバム『Unbound』は、ウィスコンシン州北部のリヴァー・カントリーで何千年もの間聴かれてきた伝統的で温かく、魅惑的な歌声に出会う前に、上昇し下降する単一のトレモロ・コードで幕を開ける。その後に続く音楽は、パウワウ(北米先住民族の交歓会)での古くからの伝統的な歌唱と現代的な音楽のパレットとの間の魂のこもった対話である。ビジキは才能あるソロ・アーティスト、S.ケアリー(S. Carey)、ディラン・ビジキンス・ジェニングス(Dylan Bizhikiins Jennings)、ジョー・レイニー(Joe Rainey)のコラボレーションによるプロジェクトだ。その名は、アメリカ・インディアン運動の創始者の一人であるエディ・ベントン・バナイ(Eddie Benton-Banai:オジブエ語で「先生」を意味する)が、ビジキンス・ジェニングスにつけた名前に由来する。『Unbound』は、2枚のソロアルバム・リリースを含む、ビジキのメンバーのいくつかのプロジェクトの合間を縫って、何年もかけて完成した。レイニーの『Niineta』とケアリーの『Break Me Open』はともに2022年にリリースされ、それぞれのプロジェクトのツアーで多忙を極めていた。また、ジェニングスは、国内外でのパウワウ・グループでの歌唱に加え、「UW-Madison」(ウィスコンシン大学マディソン校)のネルソン(Nelson)環境学研究所で博士号を取得するための最終段階に入っており、講演や教育活動にも精力的に取り組んでいた。

■More info:Big Nothing

【リリース情報】2024.7.24 ON SALE

ビジキ『アンバウンド』
Bizhiki/Unbound

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
JAG465JCD[CD/国内流通仕様]

1. Franklin Warrior
2. Unbound
3. SGC
4. She’s All We Have
5. Rez News
6. Nashke!
7. Float Back By
8. Trying To Live
9. Gigawaabamin(Come Through)(feat. Mike Sullivan)
10. Call Me Home
11. Medicine River
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ぼくのアメリカ音楽漂流~鈴木カツ ライナーノーツ集

ぼくのアメリカ音楽漂流~鈴木カツ ライナーノーツ集

2,420円
Folk Roots, New Routes フォークのルーツへ、新しいルートで

Folk Roots, New Routes フォークのルーツへ、新しいルートで

1,980円
歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター

歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター

2,200円
ヴォイセズ・オブ・アイルランド アイリッシュ・ミュージックとの出会い

ヴォイセズ・オブ・アイルランド アイリッシュ・ミュージックとの出会い

2,420円

RELATED POSTS

関連記事

記事が見つかりませんでした

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ