ファックト・アップの二人による別プロジェクト、ポップさが弾けるジェイド・ヘアピンズ。4年ぶりの2作めリリース

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ファックト・アップのドラマー、ジョナ・ファルコとソングライター／ギタリストのマイク・ハリーチャックによるバンド、ジェイド・ヘアピンズ。４年ぶり、自身２枚目となるアルバム『ゲット・ミー・ザ・グッド・スタッフ』、マージよりリリース。

ジョナ・ファルコ（Jonah Falco）とマイク・ハリチャク（Mike Haliechuk：Fucked Up）によるデュオ、ジェイド・ヘアピンズ（Jade Hairpins）は、9月にマージ・レコーズ（Merge Records）からセカンド・アルバム『Get Me the Good Stuff』をリリースする。『Get Me the Good Stuff』でジェイド・ヘアピンズは、セカンド・アルバムが持つ要求を、時間を無駄にすることなく満たしている。ハーモニーに包まれた冒頭から、バロック調のアンセミックな結末まで、アルバムには音楽的なアイデアが満載されている。それは、サウンドと美学の不条理なビュッフェだ。そこではとんでもないフロアショーが繰り広げられ、ジェイド・ヘアピンズは、それらのアイデアをどんどん高く積み上げ、床に叩きつけようとする。それどころか、その要素（パンクスプロイテーション、パワー・ポップ、バギー、ファンク、イタロ・ディスコはその一例）は、空高く掲げられるだけでなく、重力や慣習を無視するのだ。結成以来、Jade Hairpinsは矛盾の中で生きてきた。演劇的でありながら個人的、不条理でありながら実生活に忠実、遊び心に溢れながらもシリアスなこの『Get Me The Good Stuff』は、その伝統を受け継ぎ、個人的にも芸術的にも大きく成長したアルバムであり、これから訪れる何十もの可能性を秘めた未来への道標となっている。このアルバムは注目に値するだけでなく、絶えずそれに報いてくれる。

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