オーストラリアのザ・ベルエア・リップ・ボムズ、10月発売の新作『アゲイン』で自信に満ちたギター・サウンドを聞かせる

ザ・ベルエア・リップ・ボムズはMLCでは初紹介。2017年、オーストラリアはフランクストンで結成。メイジー・エヴェレット(リード・ヴォーカル/ギター/キーボード)率いる4人組として2018年デビュー。80年代のポストパンクな時代に栄華を誇ったギター・サウンドが特徴ですが、しかしそれをそのまま再現したのではなく、あのサウンドを磨き上げて現代的な洗練されたものとしたことで、作品は正統派の佇まいさえ感じさせる自信に満ち満ちたものになっています。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

オーストラリアはフランクストンのインディ・ロック・バンド、ザ・ベルエア・リップ・ボムズ。軽快なリズム、温かくファジーなギター・メロディ、メイジーのカタルシスに満ちたヴォーカルが満載のセカンド・アルバム『アゲイン』、サード・マン・レコードよりリリース。
スコットランドで生まれ、3歳でオーストラリアに移住したメイジー(Maisie)は、バンドの主要なメロディとハーモニーを書く際に、幼少期から愛するヴォーカルの巨匠、クイーン(Queen)の影響を色濃く反映させている。今日のシングル「Hey You」でもその傾向は顕著だ。この曲は、ループするシンセサイザーで構築された喜びに満ちたメロディで、聴き手を踊り出すように駆り立てる。「シンセのループが曲全体を牽引するというのは、私たちにとって初めての試み」とメイジーは語り、「その方向性に傾倒し、アルバムの他の曲よりもスケールを大きくするべく努力した」とデヴ(Dev)は付け加える。同時に公開されるビデオはアンガス・フィールダー(Angus Fielder)の監督によるものだ。
●オーストラリアのバンド、ザ・ベルエア・リップ・ボムズ(The Belair Lip Bombs)は、ニュー・アルバム『Again』を2025年10月31日、サード・マン・レコーズ(Third Man Records)よりリリースする(同レーベルにとって初のオーストラリアのアーティストのリリース)。アルバムは、8年前の結成以来、真摯な姿勢と強烈に印象に残るパワー・ポップの楽曲で、地元で確固たるファンを獲得してきたオーストラリアの隠れた名バンド、ザ・ベルエア・リップ・ボムズの新たなチャプターを告げる作品だ。いつまでも聴き続けられる作品で、バンドが世界中のオーディエンスに再登場したことを象徴する内容へと仕上がっている。『Again』はバンド自身、ナオ・アンザイ(Nao Anzai:The Teskey Brothers)、ジョー・ホワイト(Joe White:Rolling Blackouts Coastal Fever)がプロデュースを手掛け、彼らにとって初のプロデューサーとのコラボレーションとなった。ザ・ベルエア・リップ・ボムズは、自ら名乗る「yearn-core(イヤーンコア)」と呼ばれる軽快なリズム、温かくファジーなギター・メロディー、そしてメイジーのカタルシスに満ちたヴォーカルで、たちまち我々をひきつける。キャリアにおけるエキサイティングな新時代へと突入する彼らの揺るぎない友情、広く開かれた心、そして思わず足を踏み鳴らしたくなるメロディの才能は、音楽の超越を求める多くのファンを魅了するだろう。

●ザ・ベルエア・リップ・ボムズは、メイジー・エヴェレット(Maisie Everett)、マイク・ブラドヴィカ(Mike Bradvica)、ジミー・ドロートン(Jimmy Droughton)、ダニエル “デヴ” デヴリン(Daniel "Dev" Devlin)の4人からなり、メルボルン郊外のフランクストンのDIYライヴハウス「Singing Bird Studio」で結成された。高校卒業後、彼らはバンド活動と普段の仕事を両立させながら、ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)やテレヴィジョン(Television)といったクラシック・ロックの巨匠たちから、ザ・ウォー・オン・ドラッグス(The War On Drugs)やスティーヴン・マルクマス(Stephen Malkmus)といったインディの重鎮たちにインスパイアされたサウンドを確立しようと努めた。最初の数年間は、オーストラリアの人気アーティスト、レディホーク(Ladyhawke)、スペイシー・ジェーン(Spacey Jane)、スロウリー・スロウリー(Slowly Slowly)、タイアード・ライオン(Tired Lion)などのオープニング・アクトを務め、2018年にはグランジ色の強いセルフタイトルのデビューEP、翌2019年にはよりポップな3曲入りの続編『Songs to Do Your Laundry To』を発表。2023年には、「パンチの効いた、フック満載のロック・アルバム。サウンドはストレートだが、その構成はほぼ無敵」と『The Guardian』から評されたデビュー・アルバム、『Lush Life』をリリースした。

■More info:Big Nothing

【リリース情報】2025.10.31 ON SALE[世界同時発売]

ザ・ベルエア・リップ・ボムズ『アゲイン』
The Belair Lip Bombs/Again

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
TMR1038JCD[CD]
定価:未定[CD]

商品詳細
The Belair Lip Bombs
『Again』


Amazon Music(OCT 31 2025)
1. Again and Again
2. Don’t Let Them Tell You (It’s Fair)
3. Another World
4. Cinema
5. Back Of My Hand
6. Hey You
7. If You’ve Got The Time
8. Smiling
9. Burning Up
10. Price Of A Man
商品詳細
The Belair Lip Bombs
『Lush Life』


Amazon Music(AUG 25 2023)
商品詳細
The Belair Lip Bombs
『The Belair Lip Bombs』


Amazon Music(NOV 13 2018)
商品詳細
The Belair Lip Bombs
『Songs to Do Your Laundry To』


Amazon Music(MAY 21 2019)
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