2024/2/14〜3/12　野宮真貴　東京・横浜・大阪（ゲスト追加）

 “元祖・渋谷系の女王” こと野宮真貴が2013年から毎年続けてきた “渋谷系とそのルーツの名曲を歌い継ぐ” 音楽プロジェクト「渋谷系を歌う。」シリーズも今年で10周年。2023年9月には「渋谷系歌謡曲を歌う。」と題し、松本伊代と平山みきと共に筒美京平らの楽曲をエレガントに披露した。そんな野宮が2024年2月のバレンタインと3月の自身のバースデーにアニバーサリー・ライヴを開催する。そして、記念すべき日の特別なライヴを共にパフォーマンスするゲスト・ミュージシャンが決定した。

2月14日にビルボードライブ横浜で開催される【Valentine's Day Live 2024 ～Be My Baby～】は、信藤三雄氏の伝説のバンド、ザ・スクーターズをゲストに招いた1日限りのバレンタイン・ライヴ。ザ・スクーターズは1982年に ”東京モータウン・サウンド“ をキャッチコピーとした『娘ごころはスクーターズ』でデビュー後、わずか2年の活動で惜しまれながら解散となったが2012年に再結成。小西康陽に影響を与え、小泉今日子が「東京ディスコナイト」をカヴァーするなど、多くのミュージシャンから支持される伝説のバンドである。

さらに信藤氏と数多くのアルバム・アートワークを作り、ピチカート・ファイヴ『ボサ・ノヴァ2001』（1993年）のプロデュースや野宮と共演したこともある小山田圭吾がスペシャル・ゲストとして登場。バンドにはCorneliusのバンド・メンバーでもあるNEIL AND IRAIZAの堀江博久、そしてギターにはTESTSETやQUBITなどで活躍している永井聖一ら豪華メンバーが集結し、野宮と共にステージを作り上げることとなる。

そして3月9日のビルボードライブ大阪、野宮真貴の誕生日当日である3月12日のビルボードライブ東京公演【野宮真貴Birthday Live 2024～Glamorous Night～】は、ドレスコーズの志磨遼平をゲストヴォーカルに迎えたバースデー・ライヴ。バンドは堀江博久と永井聖一ら。野宮と志磨は今回で初共演となるが、これは生前に信藤氏が「野宮さんは志磨遼平くんと一緒に音楽をやった方がいい」と野宮に薦めていたことから実現したライヴだ。グラム・ロックを音楽のベースに持つ野宮真貴と志磨遼平が贈るグラマラスでゴージャスなライヴに期待したい。

ピチカート・ファイヴ、Cornelius、Original Love、松任谷由実、MISIA等を手掛け、渋谷系ムーブメントやJ-POPの隆盛を支えた日本が世界に誇るアート・ディレクター信藤三雄氏が惜しまれつつ逝去してから1年。ピチカート・ファイヴと自身のソロ作品すべてのアートワークを信藤氏と共に作りあげた野宮真貴と参加ミュージシャンたちが、信藤三雄氏に限りない愛を込めてお届けするスペシャルなライヴをお見逃しなく。

チケットは本日12月15日（金）からビルボードライブ会員先行。そして12月22日（金）からビルボードライブおよびプレイガイドにて一般発売がスタートされる。