【来日公演迫る!】新世代UKジャズ界のキング、シャバカ。新作EPのリリースを発表! 先行シングル配信スタート!

©︎ atibaphoto
UKの現代ジャズ・シーン中でも注目のアーティストャバカ・ハッチングス。12月の来日公演を目前に控え、新EPを配信でリリース。同作より先行シングルを配信開始しました。

〈以下、メイカー・インフォメーション〉

【来日公演迫る!】新世代UKジャズ界のキング、シャバカ。新作EPのリリースを発表!先行シングル配信スタート!

■公演情報

SHABAKA solo show

・出演 : SHABAKA
・日程 : 2024年12月12日(木)
・会場 : WWW
・時間 : open 18:30/start 19:30
・料金 : 前売 ¥6,000 (税込/ドリンク代別)

《チケット》
一般発売:10月26日(土) 10:00-
Zaiko(English available)
e+

・主催:WWW
・お問い合せ:WWW 03-5458-7685
公演詳細

UK屈指のサックス奏者で「新世代UKジャズ界のキング」と称され、サンズ・オブ・ケメット、シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ、コメット・イズ・カミングと3つのバンドを行き来しながら活動していたシャバカ・ハッチングス。彼の代名詞のサックスをフルート、クラリネット、尺八等に持ち替え、今年4月にリリースした意欲作AL『美の恵み(原題『Perceive Its Beauty, Acknowledge Its Grace』)の続編にあたる、EP『Possession』が12月6日にインパルス!レコードより全世界リリースされることとなった。先行シングルとして「Timepieces」が配信スタートしており、ヴィジュアライザーの公開もスタートしている。

今作「Possession」は各方面から高い評価を得たAL『美の恵み』からの流れを汲むものとなっており、音楽と感情の深みへの探求を続ける内容となっている。先行配信しているシングル「Timepieces」はシャバカ自身の音楽制作に対する革新的なアプローチを披露しており、シャバカと頻繁にコラボレーションしているラッパーのビリー・ウッズをフィーチャーしている。

「Timepieces」についてシャバカは「『Possession』のオープニング曲 “Timepieces” の原点は前作AL『美の恵み』にさかのぼる。『美の恵み』から「エンド・オブ・イノセンス」のオリジナル音源をサンプリングして「Timepieces」の基礎を作り、そこにビリー・ウッズの作詞の才能を借りた。AL『美の恵み』は当初、ヴァン・ゲルダー・スタジオとロンドンのスタジオで録音されたアコースティック音楽を披露するという計画だったが、今回、その素材を分解してサンプリングし、アルバムに付随するビート・セグメントを制作することになった。「Timepieces」はこの意図をもって作られた」と説明している。

NPRミュージックのロビン・ヒルトンが「今年でなくとも、今週で最も重要な一曲かもしれない」と評した誌的な作品AL『美の恵み』のテーマを基にしている『Possession』はシャバカの詩的な弧と劇的でドラマティックな形式の探求をさらに進めた作品となっている。

『Possession』についてシャバカは「ある次元の意識圏から別の次元の意識圏への移行を特徴付ける、自由に浮遊する限界空間の探求です」と語っている。

尚、このEPにはビリー・ウッズに加えてエルシド、エスペランサ・スポルディング、ンドゥドゥゾ・マカティーニ、ブランディ・ヤンガー、カルロス・ニーニョ、ジェイソン・モランらが参加している。

そして、シャバカは一夜限りの単独来日公演を渋谷のWWWで12月12日(木)に行なうことが決定している。シャバカ名義での東京単独公演は初となり、シャバカによるソロ・セットで行なわれる。

サックス奏者としての活動を停止し、フルートや尺八といった楽器と向き合ったシャバカが、一人きりのステージでどのようなパフォーマンスを繰り広げてくれるのか、期待が高まる。
■シャバカ プロフィール

シャバカ・ハッチングス(Shabaka Hutchings)1984年、ロンドン生まれのサックス、クラリネット奏者。6歳の時にカリブ海に浮かぶ西インド諸島の国、バルバドスに移り住むが、その後イギリスに戻り、以来、ロンドンのジャズ・ シーンの中心を担っている。1960年代のジョー・ハリオットやエバン・パーカー以来の創造性を持つと言われ、その独特でパワフルなプレイからしばしば「カリスマ」もしくは「UKジャズ界のキング」と評される。 コメット・イズ・カミング、サンズ・オブ・ケメット、シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズの3つを主要プロジェクトとしており、プロジェクトを跨いで JazzFMやMOBOのジャズ・アクト・オブ・ジ・イヤーなど数々の賞を受賞している。

SHABAKA名義のデビューアルバム『Shabaka/Perceive its Beauty, Acknowledge its Grace/美の恵み』で、彼はフルート、クラリネット、尺八を主に演奏。参加アーティストは、グラミー・アーティストのエスペランサ・スポルディング、カルロス・ニーニョ、アンドレ・3000、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、フローティング・ポインツ、ララージ、モーゼス・サムニー、ジェイソン・モラン等、ジャンルを超えた精鋭アーティストが集結している。

スタンダードな「バンド」形式から脱却し、世界中のさまざまな笛を使った作品を前景化する作曲の枠組みを創造性溢れるミュージシャンと共に創り上げた、美しく、穏やかで詩的なこの作品は、マイルス・デイヴィス『Kind of Blue』やジョン・コルトレーン『A Love Supreme』などのクラシックアルバムを生み出した伝説的なスタジオ「ヴァン・ゲルダー・スタジオ」で6日間かけてレコーディングされた。
■リリース情報

シャバカEP『Possession』
2024年12月6日(金)リリース

試聴・購入
商品情報
Shabaka Hutchings
「Possession」


Amazon Music・MP3(DEC 06 2024)¥900
1. Timepieces featuring Billy Woods
2. I’ve Been Listening featuring Elucid
3. To The Moon featuring Special Guest
4. Cycles of Growth featuring Esperanza Spalding
5. Reaching Back Towards Eternity featuring Nduduzo Makhathini
1. エンド・オブ・イノセンス
2. アズ・ザ・プラネッツ・アンド・ザ・スターズ・コラプス
3. インセキュリティーズ
4. マネージング・マイ・ブレス、ホワット・フィアー・ハド・ビカム
5. ザ・ウォンディッド・ニード・トゥ・ビー・レプレニッシド
6. ボディー・トゥ・インハビット
7. アイル・ドゥ・ホワットエヴァー・ユー・ウォント
8. リヴィング
9. ブリーシング
10. キス・ミー・ビフォア・アイ・フォーゲット
11. ソング・オブ・ザ・マザーランド
〈パーソネル〉
シャバカ(fl, cl, 尺八, ts)

カルロス・ニーニョ(per)、アンドレ・3000(fl)、フローティング・ポインツ、クリス・スカラー(electronics)、エスペランサ・スポルディング、トム・ハーバート(ba)、ブランディ・ヤンガー、チャールズ・オヴァートン(harp)、ミゲル・アトウッド・ファーガソン(strings)、モーゼス・サムニ―、ソール・ウィリアムズ、エルシド、ララージ、エスカ、リアン・ラ・ハヴァス、アヌム・リャポ(vox)、ナシート・ウェイツ、マーカス・ギルモア(dr)、デイヴ・オクム(g)、ジェイソン・モラン、ンドゥドゥゾ・マカティーニ(p)、スーリヤ・ボトファシーナ(syn)、ラジナ・スワミナタン(Mrudangam)
■シャバカ 各種リンク
UM公式
公式HP
X(旧Twitter)
Instagram
商品詳細
サンズ・オブ・ケメット(シャバカ・ハッチングス) 
『ブラック・トゥ・ザ・フューチャー』


CD(2021/5/14)¥2,398[SHM-CD]
商品情報
シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ
『Wisdom of Elders』


LP(2016/10/7)¥3,603[輸入アナログ盤/DLコード付/2LP](BWOOD0155LP)_325
商品情報
シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ
『Afrikan Culture』


LP(2023/3/24)輸入盤
商品詳細
ザ・コメット・イズ・カミング
『Hyper-Dimensional Expansion Beam』


Amazon Music・MP3(2022/9/23)¥1,900
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