スティクス、ジョーン・ジェット、テスラのジョイント・ツアーがスタート

5月30日の夜、スティクスとジョーン・ジェット&ブラックハーツのジョイント・サマー・ツアーがカリフォルニア州アーバインの野外ステージでスタート、テスラが前座を務めました。

その時のセットリストと写真の他、スティクスのビデオが公開されています。リポートをご紹介しましょう。

スティクスはアンコール2曲を含む16曲のセットリストのうち、去年14年ぶりに発売された16枚目のアルバム『The Mission』から4曲を披露。

キーボーディストのローレンス・ガーワンは、スポットライトが当たったソロでクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を演奏し、ベーシストのチャック・パノッツォは、「Fooling Yourself」で存在感をアピール。メインセットの最後には「Come Sail Away」を演奏し、2曲披露したアンコールは「Renegade」で締めくくりました。

最もファンを驚かせたのは、スティクスがアンコールの1曲に「Mr. Roboto」を選んだこと。この曲と、この曲が収録されたアルバム『Kilroy Was Here』は、デニス・デ・ヤングが構想を練った作品で、デ・ヤング脱退の大きな要因となったからです。

このアルバムのツアー終了以来、彼らがこの曲を完全な形で演奏したことはないと言われ、デ・ヤングはバッキングテープを使って歌っていました。

それ以来、スティクスがフルバンドでこの曲を演奏したのは、今回が初めてになります。

スティクスは、「どうもありがとうミスター・ロボット」と日本語が流れる映像を背に演奏している姿をフェイスブックに投稿しています。

14曲を披露したジョーン・ジェットのステージは、「Bad Reputation」で始まり、ランナウェイズの「Cherry Bomb」、彼らの代表作「I Love Rock ‘n’ Roll」、ブルース・スプリングスティーンの「Light of Day」などを演奏、セットリストの最後はスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「Everyday People」で締めくくりました。

前座のテスラは7曲演奏し、彼らのヒット曲「Signs」と「Love Song」にたっぷりと時間をかけました。テスラのニュー・アルバム『Shock』は、6月中に発売される予定です。彼らは昨年デフ・レパードとツアーを行っていますが、その縁でこの新作はデフ・レパードのギタリスト、フィル・コリンがプロデューサーを務めています。

このツアーは7月15日にニュージャージーで最終日を迎えるまで、20数回の公演が予定されています。

 

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