メインストリームには目もくれない、新宿からの〈小さな脅威〉。商業主義の真逆を突き進む、地下にうごめく裏街道ロック映画連続上映、5年ぶりの第二弾開催!!──〈UNDERDOCS 2025〉

アンダーグラウンド限定の音楽映画フェス〈UNDERDOCS〉再び! 5年前に開催され話題を呼んだ、メインストリーム一切なしのロック・ドキュメンタリー映画フェスが今年また開催されることになりました。この機会に観なければおそらく今後スクリーンで観ることはできないであろう作品ばかり! MLCでは大プッシュします!

“UNDERDOCS”オフィシャル・サイト

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2020.08.20
9/11より東京・大阪で、地下にうごめく〈アンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画〉、日本初公開含む全22本+α一挙公開!──期間限定の特集上映〈UNDERDOCS〉開催

〈以下、公式インフォメーションより〉
 

メインストリームには目もくれない、新宿からの〈小さな脅威〉。
商業主義の真逆を突き進む、地下にうごめく裏街道ロック映画連続上映、
5年ぶりの第二弾開催!!



UNDERDOCS2025
〈アンダードックス〉


 
シネマート新宿”にて開催される弩級のロック・ドキュメンタリー映画特集上映!
炎吹き上げる! 火花散る! 叫ぶ! ギターが唸る!
既成概念を打ち破る予告編が解禁!
各作品の上映日程も決定!

メジャーで大衆的な音楽映画が劇場で注目を集める中、2020年にシネマート新宿が突如放った真逆の裏街道企画。地下にうごめく数々の〈アンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画〉にスポットライトをあてる期間限定の特集上映、ロック映画のフェスティバル、〈UNDERDOCS(アンダードックス)〉が5年ぶりに開催。

5月9日(金)より、地上6階に存在する地下世界、シネマート新宿にて上映となる。

この度解禁となった予告編をまずご覧いただきたい。

オープニングから壮絶。

火炎放射器(?)のような機械から炎が放出され、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンの電動ノコギリからは火花が散る(荒廃した砂漠の中で開催された音楽フェスの原型を捉えた『デソレーション・センター』からの映像)。

さらにキム・ゴードン(ソニック・ユース)が叫び、レッド・クロスが頭を振る! 全編にわたり「ゴーーー」という低音ノイズが続くがこれが音楽であり、最後にシネマート新宿スタッフの疲れ果てた姿をとらえたキービジュアル、そして “躊躇なく上映” という見たこともない衝撃的コピーで終わる。映像にタイムコードが残っていることも異様。普通には観ることがないであろう本予告編は、アンダーグラウンドを突き進む企画らしい壮絶映像となっている。

また、〈UNDERDOCS(アンダードックス)〉全日程の上映スケジュールも決定(上映時間は後日確定する)。

フランク・ザッパ、ダイナソーJr.、ジョーン・ジェット、ソニック・ユース、ミニットメン、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、レディオ・バードマン、ジョウブレイカー、セックス・ピストルズ、GGアリン、ファウル、ブラッドサースティ・ブッチャーズ、ティーンジェネレイト、バッド・ブレインズ、マイナー・スレット、ガヴァメント・イシュー……etc という異常事態。

5年ぶりとなる〈UNDERDOCS 2025〉の上映予定作品は、2022年に劇場公開され大ヒット、フランク・ザッパの圧倒的な独創性と革新的人生に迫った『ZAPPA』が3年ぶりに新宿で上映されるのをはじめ、切なく哀愁を帯びたメロディを殺伐とした轟音で包み込み絶大な支持を集め、現在も新たな音楽を生み出し続けているダイナソーJr.の『ダイナソーJr./フリークシーン』と、ブラック・フラッグのレーベルSSTから1988年に発売した名盤「バグ」の全曲を演奏した2011年ワシントンD.C.でのライヴ『実演!バグ/ダイナソーJr.』、ロックの殿堂入りを果たしたジョーン・ジェットの半生に迫る『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』、辺り一面何も無い荒廃した砂漠の中でソニック・ユース、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、ミニットメンという奇怪な組み合わせがただひたすら演奏するという現代のバーニングマンやコーチェラ・フェスの原型を捉えた『デソレーション・センター』、オーストラリア・パンクを世界に知らしめた豪州のストゥージズ、レディオ・バードマンを描く『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』、90年代エモコアに多大な影響を与え近年再始動を果たしたジョウブレイカーの『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』。さらにセックス・ピストルズ初のアメリカ・ツアーを追ったパンク・ドキュメンタリー映画の最高傑作『D.O.A.』、究極の破滅型ヴォーカリストとして世界にその名を轟かせた夭逝のパンク・ロッカー、GGアリンと、残された家族の信頼と絆を描いた『ジ・アリンズ 愛すべき最高の家族』、そしてマイナー・スレットやバッド・ブレインズほか1980年代の米ワシントンD.C.ハードコア・シーンに迫る『サラダデイズ SALAD DAYS ディレクターズカット』。さらにはUNDERDOCSに日本のバンドが初参戦。何処を探しても何処にもない、その音楽性と佇まいに言葉が追いつかない、魅力が言語化不能なバンド、ファウルのドキュメンタリー『fOUL』、1986年札幌で結成、国内外で大きな影響をおよぼした孤高のバンド、ブラッドサースティ・ブッチャーズのドキュメンタリー『kocorono』、わずか3年間の活動ながらも海外にその名を轟かせたMADE IN JAPANの世界標準ROCKクレイジー、ティーンジェネレイトのドキュメンタリー『GET ACTION!!』が上映、全13作品となった。

巨大な商業的成功をおさめるアーティストたちの音楽映画が賑わうなか、この企画はその真逆を行く、裏街道まっしぐらな地獄の上映となる。


UNDERDOCS 2025(アンダードックス)


・協力:キュリオスコープ
・主催:シネマート新宿/フリークスムービー/キングレコード

UNDERDOCS公式X

5月9日(金)~5月22日(木)シネマート新宿にて
躊躇なく、連日上映!

─────────────

『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』
© 2018 Bad Reputation LLC
『実演!バグ/ダイナソーJr.』
©2012 Dinosaur Jr. Inc. All Rights Reserved.
『ダイナソーJr./フリークシーン』
© 2020 by Rapid Eye Movies/ Virus Films/ Dinosaur Jr. Inc.
『D.O.A.』 
© 1981 D.O.A. Productions © 2017 MVD Entertainment Group
『デソレーション・センター』 
© 2018 MU PRODUCTIONS.
『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』 
© 2019 Rocket Fuel Films
『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』 
© LIVING EYES PTY LTD 2018
『サラダデイズ SALAD DAYS ディレクターズカット』
©2014 New Rose Films,LLC
『ジ・アリンズ 愛すべき最高の家族』
©Toolbox Film 2017
『ZAPPA』
© 2020 Roxbourne Media Limited, All Rights Reserved.
『fOUL』
© 2021 The top of fOUL films, all rights reserved.
映画『kocorono』
© 2010 kocorono 製作委員会
『GET ACTION!!』
© 2014 NIPPAN, KING RECORDS All Rights Reserved.
Photo by Masao Nakagami(TARGET EARTH)
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