ハード・ロック界の超ベテラン・バンド、ユーライア・ヒープがニュー・アルバム『Living The Dream』をリリースします。先日お伝えしたスラッシュのニュー・アルバムと全くタイトルが同じなのは、偶然でしょうね。

創立メンバーでギタリストのミック・ボックスが次のように語っています。

「バンドを結成して47年が経ち、いろんなバンドが出てきては消えていったけど、僕らは“今でも夢を実現している”。だから、この言葉をニュー・アルバムのタイトルにしたんだ」

アルバムのプロデューサーは、有名なカナダ人エンジニアのジェイ・ラストンが手掛けています。

「ジェイを選んだのは、彼が手掛けたザ・ワイナリー・ドッグス、ストーン・サワー、ブラック・スター・ライダース、ポール・ギルバート、そしてヨーロッパのアルバムが素晴らしいと思ったからさ。ジェイは、こういったバンドの制作、ミキシング、その両方に携わってきたし、僕らのアルバムにも新鮮なアプローチを導入してくれたんだ。彼は実に素晴らしいよ」

このニュー・アルバムには、これまでのバンド・サウンドに叙事詩的な壮大な楽曲も含まれ、バンドは世界中のファンが聴くのを楽しみにしています。

このアルバムは、ボーナス・トラック1曲を含むCD、デラックス・エディションの他、DVD、LP、そして限定ボックスセット・エディション（デラックス・エディション＋Tシャツ）のフォーマットで発売されます。

ユーライア・ヒープは、1970年にハード・ロックの道標ともいえるデビュー・アルバム『ヴェリー・ヘヴィ・ヴェリー・ハンブル』を発表して以来、世界中で3,000万枚以上のアルバムを売り上げています。例年100回以上公演を行うツアーでは、50万人以上のファンを魅了し、セットリストには、70年代の名曲を含め、バンドの初期の時代から現在までの楽曲がフィーチャーされています。

また、来年3月末まで続くワールドツアーも発表され、61か国以上で公演する予定です。日本公演はどうでしょうか。