グレン・マトロックがソロ・アルバムをリリース

元セックス・ピストルズのグレン・マトロックが、8月24日に新しいソロ・アルバム『Good to Go』をリリース。デヴィッド・ボウイのギタリストだったアール・スリックと、ストレイ・キャッツのスリム・ジム・ファントムが参加しています。

マトロックは、ローリング・ストーン誌の最新インタビューで、次のように語っています。

「すごくシンプルなアルバムで、“ラウド・スキッフル”（騒々しいスキッフル）って感じだよ。数年前にロイヤル・アルバート・ホールでボブ・ディランを見て、ピンと来たんだ。俺はディランの大ファンじゃないけど、あのバンドは素晴らしかったから、『あんな音楽をやりたい』って思ったのさ」

プレス・リリースによると、「Speak Too Soon」という楽曲には、デヴィッド・ボウイを彷彿とさせるサウンドが、アール・スリックのギターによってもたらされているそう。

「“Speak Too Soon”は、俺にとって全く新しい第一歩となる曲だよ。ボウイの“Heroes”にあるようなアールのイーボウ・ギターと並行して、基本的なコード構成は、“Spanish Harlem”や“Stand by Me”と似てるんだ。ギター・リフの背景にある持続的なサウンドはアールのギターで、かなり型破りだけどね。
俺がフェイセズとディランのファンなのは有名だけど、それが所々に現れてるよ。変化があったのは歌詞で、俺と一緒に育った子供たちのために書いたんだ。かなり個人的な内容だけど、ちょっとふざけて書いた歌詞もある。セックス・ピストルズ風のアルバムを作って、惨めに失敗したくなかったからね」