フレディ・マーキュリーのヴォーカルが蘇る映画『ボヘミアン・ラプソディ』

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーを務めたグレアム・キングが、映画の中にフレディ・マーキュリーのヴォーカルを蘇らせた方法について、『Rolling Stone』誌との最新インタビューで語っています。
 

フレディを演じたのはラミ・マレックですが、フレディの歌声までは真似できず、キングたちは、クイーンのマスターテープに、フレディに似た声のカナダ人シンガー、マーク・マーテルのヴォーカルを追加して使用したそうです。


「目を閉じて聴いたら、まさにフレディだよ。大変な作業だったけどね」

 

主役を演じたラミ・マレックを見つけたのは、共同プロデューサーのデニス・オサリヴァンで、即決でマレックに決めたと言います。
 

マレックはフレディの役柄を研究するため、身振りとセリフに関してコーチを付け、出っ歯のフレディを真似るために前歯に入れ歯を付けて話す練習もしたそうです。
 

「フレディは本当に出っ歯を気にしていたんだ。彼のインタビュー映像を見るとわかるけど、フレディはしょっちゅう唇や手で前歯を隠そうとしていたよ」

 

キングはまた、映画が1985年のライヴエイドの映像で幕を閉じる理由についても触れています。

 

「フレディの死まで描く必要はないと思ったし、そこまで暗い映画にしたくなかったからね。僕らが本当に描きたかったのは、クイーンの弱点と、どうやって彼らが一丸となって音楽に取り組み、あの素晴らしい数々の名曲を作ったのか、という部分なんだ」

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