ザ・ジャヴェリンズは、イアン・ギランがディープ・パープルに加入する前の60年代初期に在籍し、54年前に解散したセミプロ・バンドですが、1994年にギランも加わって、昔と同じメンバーで一度再結成されました。その時にレコーディングされたのが『Sole Agency and Representation』というアルバムで、全曲カヴァーという趣味作品になっていました。

そして今回、何を思ったか再再結成。今回もまた同じメンバーで24年ぶりに16曲入りのセカンド・アルバム『Ian Gillan and the Javelins』が完成、8月31日にリリースされることになりました（日本盤は同日ワードレコーズより発売）。

このアルバムでは、ブルース、ロックンロール、ソウル、カントリーをフィーチャー、ザ・コントゥアーズの「Do You Love Me」や、ロイ・オービソンの「Dream Baby」、チャック・ベリーの「Memphis, Tennessee」、バディ・ホリーの「It’s So Easy!」などが収録されています。ギランによると、大半のメンバーは50年以上もプロとしての演奏をしておらず、1962年の音楽スタイルのままなんだそう。

レコーディングは、ドイツのハンブルグのスタジオで4日間かけて行われました。レトロ感満載のリリック・ビデオ「Do You Love Me」が公開されています。