ピンク・フロイドの『Dark Side of the Moon（狂気）』、オリジナル・アートワークが売却

ピンク・フロイドが45年前に発表したアルバム『Dark Side of the Moon』のオリジナル・アートワークが、9月15日から10月20日までサンフランシスコのアート・エクスチェンジ・ギャラリー（SFAE）に展示され、購入可能となっています。

「数百万ドルの価値があるロック史上最も貴重なアートワーク」とプレス・リリースに記載された作品をデザインしたのは、ツェッペリンの『Houses of the Holy（聖なる館）』なども手掛けたアート集団「ヒプノシス」のオーブリー・パウエルと故ストーム・ソーガソンで、発売時のアルバム・カヴァーには、バンド名もアルバム・タイトルも記載されていませんでしたが、このカヴァー・アートは、ピンク・フロイドのシンボルとなり、アルバムは5,000万枚を売り上げ、ビルボードに741週もの間ランクインしました。

この作品の他、ギャラリーには、フロイドの『Wish You Were Here』や『The Wall』『Ummaguma』、ビートルズの『Abbey Road』『Rubber Soul』、ストーンズの『Beggars Banquet』、ボブ・ディランの『Blonde on Blonde』、ドアーズの『The Best of the Doors』などを含め、象徴的なアルバムのオリジナル・アートワークがおよそ100点も展示されています。