R&Bサックス奏者のパイオニア、ビッグ・ジェイ・マクニーリーが91歳で死去

伝説のホンカーと呼ばれ、R&Bとジャンプ・ブルースを代表するアメリカのテナー・サックス奏者、ビッグ・ジェイ・マクニーリーが、9月16日に前立腺がんのためにロサンゼルスで亡くなりました。享年91。

1927年4月29日にロサンゼルスで生まれたビッグ・ジェイは、ジャズ・ミュージシャンから影響を受け、正式に音楽を学んだ後、1940年代後半からプロのサックス奏者として活動をスタート。1949年には、「The Deacon’s Hop」がR&Bチャートの第1位を獲得、1959年の「There Is Something on Your Mind」も第5位にランクインしました。

その後も、シングルや数々のアルバムを発表しましたが成功せず、1971年には音楽ビジネスから引退し、郵便配達の仕事に就きますが、80年代前半に復帰、最近までヨーロッパを中心に活動を続けていました。

R&Bの殿堂入りを果たしたマクニーリーは、2001年にR&Bファウンデーションのパイオニア・アワードを受賞しています。また何度か来日して、2012、2015年には日本のグループ=ブラッデスト・サキソフォンと共演、アルバムも2枚(『Live in Japan』『Blow Blow All Night Long』)残しています。

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