マレーシアの野生動物保護団体が、ガンズのコンサートに待ったをかける
11月14日にマレーシアのチャウ・キット地区にあるサンウェイ・ラグーンで予定されているガンズ・アンド・ローゼズの公演ですが、コンサートの大音響が会場近くの野生動物公園に棲息する150種の動物に影響を与えるとして、マレーシアの野生動物保護団体〈Friends Of The Orangutans〉(オラウータン友の会)が懸念を表明しています。
団体の代表者は、ガンズのマネージャーに会場の変更を示唆するメールを送っているそう。
「野生動物の大半がステージの背後に棲息しているというのに、公演のプロモーターは、動物に与える影響が全くないという事を証明した野生動物の専門家による証拠を提出したのでしょうか? 動物たちがスピーカーから出る大音量に晒されるのは明らかですよね?
メタリカは2013年にクアラルンプールの別の会場でコンサートを行い、3万人のファンが集まったそうですが、そこはサンウェイ・ラグーンのテーマ・パークから16キロしか離れてませんので、そちらの会場はいかがでしょう」
ガンズが会場を変更する可能性はないでしょうが、音量制限が必要になりそうです。皮肉にも、ギタリストのスラッシュは動物権利の提唱者で、2015年には象牙の密漁がいかに酷いかを訴える「Beneath The Savage Sun」という曲とビデオを提供し、動物保護の国際基金に協力しています。
RELATED POSTS
関連記事
-
2024.04.09AC/DC、1976年にロンドンで撮影した「Jailbreak」のパフォーマンス映像公開
-
2024.03.222024年「グラミー殿堂」入り10作品発表
-
2024.03.12スラッシュ&ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン、アカデミー授賞式で共演
LATEST POSTS
最新記事
-
2024.04.01【謝恩企画】おかげ様でミュージックライフ・クラブも6周年! 特設ページ開設
-
2023.03.07直近開催予定のイベントまとめ(4/19更新)
-
2024.01.26クイーン関連最新ニュース 2024〜
この記事についてのコメントコメントを投稿
この記事へのコメントはまだありません