グレン・キャンベルがエルヴィス・プレスリーのために録音した幻のアルバムが発売

60年代から70年代にかけて多くのヒット曲を出したカントリー~ポップ歌手のグレン・キャンベルが、1964年から1968年の間にエルヴィス・プレスリーのために録音した楽曲が発見され、そのうち18曲を収録したアルバム『Sings For the King』が、CDとLP、及びデジタルで11月16日に初めてリリースされます。

このアルバムには、ベン・ワイズマンとシド・ウェインがチームとなって作曲した楽曲が収録されていますが、ワイズマンは、エルヴィスが録音した楽曲を最も多く作曲している人物です。

グレン・キャンベルの音程がエルヴィスのキーに完璧にマッチすることや、エルヴィスの歌い方を真似できることから、ワイズマンとウェインは、エルヴィスにレコーディングを示唆するための楽曲をキャンベルに歌わせたんだそう。

今回のアルバムは、ワイズマンの義理の甥にあたるプロデューサーのスティーヴン・アウアーバックが、ワイズマンの倉庫に長年放置されていたオープンリールのテープを発見したことが発端ですが、キャンベルがエルヴィスに聴かせるために録音した楽曲のうち、「Stay Away Joe」「Clambake」「Spinout」「Easy Come, Easy Go」は、実際にエルヴィスが主演した映画のタイトルトラックになっています。

アルバムに収録されている「Easy Come, Easy Go」が試聴可能となっている他、曲目リストも公開されています。


Glen Campbell
Sings For the King

1. We Call On Him (A Duet With Elvis Presley) *
2. Easy Come, Easy Go *
3. Any Old Time
4. Anyone Can Play
5. I Got Love
6. I’ll Never Know *
7. All I Needed Was The Rain *
8. How Can You Lose What You Never Had *
9. Spinout *
10. Magic Fire
11. I’ll Be Back *
12. Love On The Rocks
13. Stay Away, Joe *
14. Cross My Heart And Hope To Die *
15. Clambake *
16. There Is So Much World To See *
17. Do The Clam *
18. Restless

* プレスリーが実際レコーディングした楽曲

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ページトップ