映画『ボヘミアン・ラプソディ』から新たなビデオ・クリップが2本公開

日本では11月9日に公開される映画『ボヘミアン・ラプソディ』から、1977年に発表された「We Will Rock You」の制作に取り掛かるバンドの姿を捉えた1分のビデオ・クリップと、主演俳優とブライアン・メイ、ロジャー・テイラーが映画制作の舞台裏を語る「Becoming Queen」のビデオが公開されています。

「We Will Rock You」のビデオでは、リハーサルに遅れて来たマーキュリーに、グウィリム・リー演じるブライアン・メイが、「オーディエンスが参加できる曲を作りたいんだ。何千という観客が、曲に合わせて一斉に手を叩く姿を想像してごらんよ」と話しかけています。

ブライアン・メイを演じたグウィリム・リーによると、楽器演奏のシーンでは、手元の映像を差し替える準備もできていたそうですが、一度もその必要はなかったとのこと。

「Becoming Queen」では、ブライアン・メイと向き合いながら、メイからギターの指導を受ける姿もあり、リーは次のように語っています。

「メンバーを演じる俳優全員が、楽器をマスターするために一生懸命だった。僕は昔ギターをかじったことはあったけど、あのレベルじゃないからね。リード・ギターをマスターするのは新たな挑戦だったけど、ブライアンの存在が大きな支えになったんだ」

ブライアン・メイは、「彼にリックの弾き方を教えたら、夢中になって練習してたよ。編集した画像を見ていたら、彼と自分が重なって見えたんだ。彼らは完全に役になりきっていたし、クイーンそのものだった。背筋が寒くなるくらいにね」と、語っています。

また、メイと同じく俳優のベン・ハーディーにドラムの指導をしたロジャー・テイラーは、次のように語っています。

「彼には、観客が目の錯覚を起こすトリックを教えたんだ。実際のドラム演奏をマスターするには数年かかるからね。僕らを演じた4人の俳優は、目を見張るほど素晴らしいよ」

フレディ・マーキュリーを演じた主役のラミ・マレックは、オスカー賞の受賞が囁かれています。

Bohemian Rhapsody | Becoming Queen | 20th Century FOX

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