リンダ・ロンシュタットが2019年の講演会をキャンセル

9月6日のMLCニュースでもお伝えしたように、来年の5月2日と4日にニュージャージーとニューヨークで講演会を予定していたリンダ・ロンシュタット（72歳）ですが、2013年から患っているパーキンソン病による健康問題のため、キャンセルを発表しました。

「A Conversation With Linda Ronstadt（リンダ・ロンシュタットとの会話）」と題した講演会は、過去のレコーディングやビデオ撮影の話を交え、彼女のキャリアを回想し、観客との質疑応答もあるという内容で、今年の秋には西海岸で何度か行われてきました。

講演会のレヴュー記事によると、ロンシュタットのトークは予想外に面白かったそうで、昔からの友人たちが知っていた通りの話好きで社交的なロンシュタットに戻ったように見えていたといいます。

〈Best Classic Bands〉と行った以前のインタヴューでは、次のように語っていました。

「パーキンソン病になってなかったら、今でも歌ってるかどうかなんて、今更答えられないわ。病気になってなかったら、今とは違う人生になっていたんだもの。でも、生まれた時から歌っていたんだから、きっと今でも歌っていたと思うわ。少なくとも、シャワー中や車の運転をしている時とか、誰かとハモることくらいはしたでしょうね。でも、今はそれさえ出来ないの。話が出来るだけでもありがたいわ。あとどのくらい話せるのかわからないけどね」