バズコックスのリード・シンガー、ピート・シェリーが63歳で死去

セックス・ピストルズから影響を受け、1976年にロンドンで結成されたパンク・ロック・バンド、ザ・バズコックスの創立メンバーでヴォーカルとギターを担当していたピート・シェリー(63歳)が、12月6日に自宅のあるエストニアで心臓麻痺のために亡くなりました。

バズコックスが初めて行ったギグがセックス・ピストルズの前座で、1978年に発表したデビュー・アルバム『Another Music in a Different Kitchen』はUKパンクの土台を築き、1979年に発表したシングル編集アルバム『Singles Going Steady』は、パンクのマスト・アイテムとも呼ばれましたが、バンドは1981年に解散しました。ソロになったシェリーはエレクトロニック・ミュージック~シンセ・ポップ的な音楽に方向転換し、ファンを驚かせました。

数年のソロ活動の後、1989年にオリジナル・メンバーのスティーヴ・ディグルとバンドを再結成、1993年の『Trade Test Transmissions』から2014年の『The Way』まで6枚のアルバムを発表して、2016年には結成40周年記念のツアーも行っていました。

彼の訃報に知って、マイケル・デバレス(元シルヴァーヘッド)、ギャズ・クームス(元スーパーグラス)、ダフ・マッケイガン(ガンズ&ローゼズ)、ピーター・フック(元ニュー・オーダー)といった人たちがコメントを発表しています。

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