伝説のセッション・ギタリスト、レジー・ヤングが82歳で死去

60年間にわたり様々な大物アーティストらのレコーディングに参加していたセッション・ギタリストのレジー・ヤングが、1月17日にナッシュヴィル郊外の自宅で亡くなりました。享年82。死因は明らかになっていません。

ヤングが参加した作品の中で最も有名なのは、ダスティ・スプリングフィールドの代表作「Son of a Preacher Man」（1968年）や、エルヴィス・プレスリーが1969年に発表した「Suspicious Mind」と「In the Ghetto」、ドビー・グレイの代表作「Drift Away」（1973年）のイントロですが、ボブ・ディランやポール・サイモン、ジョー・コッカー、B.B.キングらのレコーディングにも参加しており、後にナッシュヴィルの売れっ子セッション・ミュージシャンになったヤングは、ウィリー・ネルソン、ハンク・ウィリアムズ・ジュニア、ケニー・ロジャースとも活動した他、2017年には80歳にして初めてのソロ・アルバム『Forever Young』をリリースしています。

ご冥福をお祈りします。