女性ロカビリー・シンガーとして、またロックンロール・アーティストの草分け的存在として、1955年から活躍していたワンダ・ジャクソン（81歳）が、ライヴ・パフォーマンスから引退すると発表しました。

ジャクソンは、2009年に〈アーリー・インフルエンス（Early Influence）〉部門（ロックンロール時代以前のアーティストで、ロックにインスピレーションと多大な影響を与えた人物が対象）で「ロックの殿堂」入りを果たし、これまでに45枚のスタジオ・アルバムをリリースしています。

ワンダ・ジャクソンのフェイスブックには、次のように綴られています。

「60年以上にわたるツアー生活を終え、ワンダ・ジャクソンはパフォーマンスから引退します。今回の引退は、単に彼女の健康と安全を考えてのことです。これまでワイルドな道程でしたが、長年にわたりサポートして下さったファンの皆様に感謝しております。しかしながら、これで終わった訳ではなく、人生の新たな章の始まりに過ぎません」

 

Wanda Jackson - Let's Have a Party