クイーンとテイラー・ホーキンスが完成させたデニス・ウィルソンの「Holy Man」がレコード・ストア・デイに発売

当時ビーチ・ボーイズのドラマーだった故デニス・ウィルソンが1977年に作り、初ソロ・アルバム『Pacific Ocean Blue』に収録する予定だった「Holy Man」は、レコーディングまでしたものの完成せず、幻の楽曲となっていました。しかし今から10年前に、フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスがヴォーカルを入れていました。

そのホーキンスのヴォーカルに、今回ブライアン・メイとロジャー・テイラーがギターとドラムの音を加え、4月13日のレコード・ストア・デイにシングルとしてリリースされることになったのです。これはなかなか珍しい経緯で完成に至ったものなので、どんなサウンドに仕上がっているのか、大きな話題を呼びそうです。

ちなみにこの7インチ・シングルのB面には、ウィルソンが演奏したインストゥルメンタル・ヴァージョンの「Holy Man」が収録されており、このヴァージョンは、2008年にアルバムの30周年記念としてCDでリイシューされた『Pacific Ocean Blue』のボーナス曲としても収録されています。

レコード・ストア・デイにあたり、クイーンはこの作品の他にも、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラックを収録したピクチャー・ディスクと、A面に「ボヘミアン・ラプソディ」、B面に「I’m In Love With My Car」を収録したカラー・シングル、そして12月21日のMLCニュースでお伝えしたブライアン・メイのソロ曲「New Horizons」を収録した12インチ・シングルをリリースします。

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