ブライアン・メイ、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のタイムラインに対する非難に答える

映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、フレディ・マーキュリーがエイズと診断されたのは、1985年の〈ライヴ・エイド〉より前になっていましたが、実際に診断されたのは1987年でした。この歴史的事実との違いについて、映画をおあつらえ向きのドラマに仕立てるため、製作サイドがバンドのタイムラインを操作したとの批判があり、それを受けたブライアン・メイは最新の『Guitar World』で、次のように語っています。

「僕らはドキュメンタリーを作っていた訳じゃないからね。こうなるはずじゃなかったけど、こうなってしまった。この映画では、フレディ・マーキュリーという人物に入り込んで、彼の精神生活や意欲、情熱、恐れ、弱さを描こうとしたんだ。それと、ファミリーとして僕らと彼の関係を描きたかった。それが、彼を動かす大きな要因だったから。フレディは、この映画を気に入ったと思うよ。一人の人間として、彼を上手く正直に描いているからね」

「（この映画が10億ドル［約1,085億円］の大ヒット作になり、アカデミーの4冠に輝くなんて）誰が予言できたと思う？ファンにはウケると思ったけど、全世界で受け入れられるなんて想像もしなかった。5回も6回も映画を観に行って、映画と一緒に歌って泣く人がいるんだからね。アジアでは30回も観た人に会ったんだ。あまりに桁外れだけど、これ以上の幸せはないよ」

またロジャー・テイラーは、「重要なのは、その出来事が本当にあったということで、僕らは嘘をついた訳じゃないし、時系列は大した問題じゃない」と語っています。

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jimmario さん投稿日時 2019.06.14 18:58

　フレディのエイズ発症は確かに1987年です。しかし、初めてフレディがHIV検査を主治医に勧められたのは1985年・ライブエイドの年のようです。1983年、テキサス出身のミュージシャン、ジョブライアスがわずか36歳でエイズにより死亡します。この頃よりゲイコミュニティーでは病気に対する恐怖感が蔓延し始めます。しかし、HIV検査で陽性がわかっても治療ができないので、多くの感染が疑われる人たちはHIV検査を受けませんでした。その後、1985年にはロックハドソンがエイズで亡くなります。当時のレーガン政権は「ワクチン（予防薬・2019現在も出来ていません）ができるのを待とう」との政策で、HIV政策を先延ばしにします。アメリカではゲイのために使う税金はないとの主張で、治療薬の開発は隠れて研究しなくてはいけない状態でした。1985年、熊本大学の満屋裕明教授がアメリカ国立衛生センターに在籍中、仕事後に一人で開発を続け世界初のHIV治療薬アジドチミジンAZTを発見します。
フレディのエイズドキュメントによると、この薬の情報を知ったフレディの主治医は、1986年、マジックツアーの前に、治療が可能になったのでHIV検査を受けることを考えるように再度打診しました。彼はマジックツアーの後に検査を受け、ジムハットンさんと日本への旅行へ旅立ちます。アメリカがHIV感染者の入国禁止措置へ舵を切ろうとしていた時期だったので、もし自分がHIV陽性で、日本も入国に制限を設けたら日本へ来れなくなるかもと、大好きな日本の骨董品ショッピングに熱が入ったようです。とにかくものすごい量の荷物がミュージックライフのページを飾っていましたから。
日本旅行から帰国後に、HIV陽性を主治医から告げられますが、まだエイズにはなっていなかったので、自分だけの秘密にして、今後、自分がやり遂げたいことを実現していくことになります。もし、テストで陰性だったら、きっと日本でもマジックツアーが見られたのかもと思うとHIV感染症という病気が憎いです。
その後、ミラクルを製作時にメンバーへはエイズ発症を打ち明けたようなので、ミラクルから楽曲が共同名義になっているようです。だからエイズを打ち明けたきっかけがライブエイドの時か、ミラクルの時かの違いだけで、彼ら３人のフレディの「Touch The Heaven」を支える気持ちに代わりはなく、映画のクライマックスがライブエイドだったので、この時期でのエイズ報告にしたのには一人のファンとしては違和感はありませんが。あくまで映画なのですから・・・
jimmario さん投稿日時 2019.06.16 16:44

QUEEN members seem to have announced the onset of AIDS when making The miracle, so it seems that the music from The miracle is the common name. So the difference was that it was the LIVE AID or The miracle when it came to opening up AIDS, and they were no substitute for feeling that they supported Freddie's "Touch The Heaven", and the movie climax was LIVE AID. Although there is no sense of incongruity as one fan to have made an onset of AIDS at this time. Because it is just a movie ...