ドクター・ジョンが亡くなる前に完成させていたアルバムがあった!

pic:www.facebook.com/DrJohn
6月6日に77歳で他界したドクター・ジョン(6月7日MLCニュース参照)が、亡くなる前に最後のアルバムを完成させていたことがわかりました。

『Rolling Stone』によると、ドクター・ジョンは、2017年からギタリストでプロデューサーのシェイン・テリオット(Shane Theriot)とアルバム制作に取り掛かり、2018年に体調の悪化により外出がままならなくなってからは、アルバムが完成するまで自宅の仮設スタジオでレコーディングを続けていたといいます。

テリオットは、「アルバム制作を始めた頃は、これが最後のレコードになるなんて思ってなかっただろうけど、最後の頃はわかっていたと思う」と語っています。

この最後のアルバムには、ドクター・ジョンの新曲が4曲と、ヒット曲の「Such A Night」「I Walk On Guilded Splinters」の再録音、そしてカントリー調のカヴァー曲が収録されており、ジョニー・キャッシュの「Guess Things Happen That Way」や、ハンク・ウィリアムスの「Ramblin’ Man」「I’m So Lonesomone I Could Cry」、そしてウィリー・ネルソン作曲の「Funny How Time Slips Away」など、全曲でドクター・ジョンのピアノがハイライトになっているとのこと。

また、ウィリー・ネルソン自身もアルバムに参加し、「Old Time Religion」でドクター・ジョンとデュエットした他、リッキー・リー・ジョーンズが「I Walk On Guilded Splinters」に、アーロン・ネヴィルがトラヴェリング・ウィルベリーズのカヴァー曲「End of the Line」の〈ニューオーリンズ・ストリート・パーティー〉ヴァージョンにゲスト・ヴォーカルとして参加しています。

アルバム・タイトルや発売日などの詳細は未定です。

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