ザ・ホリーズのアラン・クラークがニュー・アルバムで20年ぶりに活動再開

1962年結成の英ロック・バンド、ザ・ホリーズでヴォーカル/ハーモニカ/ギターを担当し、1999年に音楽業界から引退していたアラン・クラーク(77歳)が、20年ぶりに活動を再開、新たなソロ・アルバム『Resurgence』が9月20日にBMGから発売されます。

クラークは幼馴染のグラハム・ナッシュと歌い始め、バディ・ホリーの名前に因んで1962年に〈ザ・ホリーズ〉を結成。「Bus Stop」「Stop! Stop! Stop!」「Carrie Anne」「He Ain’t Heavy, He’s My Brother」など、クラークがリード・ヴォーカルを務めた楽曲がヒットしました。

バンド活動の他、1972年の『My Real Name Is ‘arold』から1990年の『Reasons To Believe』まで8作のソロ・アルバムを発表しましたが商業的にあまり成功せず、家族と過ごす時間を大事にしたいとの理由で1999年に引退を発表していました。

『Uncut』誌のインタヴューで、クラークは次のように語っています。

「何年もの間、‟なぜ歌に復帰しないんだ?”って訊かれたけど、もうホリーズの曲は歌えなかったんだ。でも、自分で作曲するつもりだったから、それなら歌えるかもしれないって言うべきだったよ。ずっと後回しになってたからね。

それで、ずっと音楽に携わっている息子のトビーに相談したんだ。‟ギターで作った曲があるんだけど、どうしたらいいと思う?”ってね。そしたら〈GarageBand〉(アップルの音楽制作用ソフト)の使い方を教えてくれたんだ。そのおかげで、もう二度とやらないと思っていた音楽活動を蘇らせることが出来たのさ」

ニュー・アルバム『Resurgence』から、新曲「Journey of Regret」のオーディオ・ビデオが公開されています。
Allan Clarke
Resurgence


1. Journey of Regret
2. You Broke My Heart
3. The Door Is Slowly Closing
4. I'll Just Keep On Walking
5. I'm Only Sleeping
6. Heart of Stone
7. I Don't Know the Reason
8. Don't Let Me Down
9. Long Cool Woman's Back in Town
10. I'm Comin' Home

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