イギー・ポップがニュー・アルバム「Free」をリリース

ポップによると「このアルバムは、他のアーティストが俺の声を借りて、俺について語る作品」とのことで、次のように語っています。
「〈Post Pop Depression〉のツアーが終る頃、俺の人生とキャリアに長い間つきまとっていた慢性的な不安感を払拭できたと確信したんだけど、俺は疲れきってもいたから、人目を避け、背中を向け、立ち去りたいと思ったし、自由になりたかった。そんなことは幻想で、自由とは自分が感じるものなのはわかっているけど、その感情は追い求めるに値するものだと信じてこれまで生きて来たからね。俺たちに必要なのは幸せや愛だけじゃなく、自由を感じること。だから、このアルバムが生まれたのさ」
タイトル曲「Free」のオーディオ・ビデオが公開されています。
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〈以下メイカー・インフォメーションより〉
イギー・ポップ、自身最高位を記録した前作に続く、ソロ18作目のテーマは「自由」
パンク・ロックの先駆けとなる伝説のザ・ストゥージズのヴォーカリストであり、アメリカ出身のパンクのゴッドファーザーとして知られるイギー・ポップ。本人とザ・ストゥージズ両名義で『ロックの殿堂』入りしていることでも有名。2016年に発表された前作『ポスト・ポップ・ディプレッション』が全英初登場3位、全米17位という自身最高位を獲得し、勢いが止まらない生きるレジェンドであるイギー・ポップのソロ18作目となる最新作が9月6日にリリース予定であることが発表された。
自身最高位を記録した作品に続く今作は、前作どころか、これまでのイギー・ポップのサウンドとは全く異なったサウンドに仕上がっている。それは、ジャズ・トランペット奏者の Leron Thomas と、Post Pop Depression Tour のオープニングアクトに抜擢されたギタリストの Noveller とのコラボレーションによって、陰鬱な瞑想へ誘い込むような内容だとか。
「このアルバムは、他のアーティストが俺に変わって表現したものなんだ・・・俺は、ただ声を貸しただけ。Post Pop Depression Tour の後、ずっと俺の人生とキャリアを通じて襲っていた不安から抜け出せ たと思ったんだ。でも、同時に疲れ切っていた。後戻りして逃げ去りたかった。自由になりたかったんだ。俺はこれまで感じるままに生きることを信じてきた。幸福感や愛よりも、自由さを感じたかったんだ。そしてこのアルバムはその中で自然と生まれ、俺はただ、そのままにさせただけなんだ」とイギー・ポップ本人は語る。

2019.9.6 on sale
国内盤:UICB-1002
¥2,500+税
https://IggyPopOfficial.lnk.to/FreeSo
先行配信シングル「Free」Official Audio
<収録予定曲>
1. Free
2. Loves Missing
3. Sonali
4. James Bond
5. Dirty Sanchez
6. Glow In The Dark
7. Page
8. We Are The People
9. Do Not Go Gentle Into That Good Night
10. The Dawn
<バイオグラフィー>
1947年生まれ。アメリカはミシガン州出身のパンクのゴッドファーザー。1967年、パンク・ロックの先駆けとなる伝説の 「ザ・ストゥージズ」のヴォーカリスト。ローリング・ストーン誌とQ誌において「歴史上最も偉大な100人のシンガー」に選ばれており、2010年、イギー・ポップとザ・ストゥージズ名義で『ロックの殿堂』入りしている。
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